ダルビッシュの同僚内野手、相次ぐ試合中止に苦言「試合が多すぎる」

Thomas Lott

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シーズン序盤で多くの試合が延期されたことを受け、アンソニー・リゾは、この問題を解決する提言をした。彼の要望は、試合数を減らすことだ。

「試合数が多すぎると思う」リゾは17日、シカゴのラジオ局に対し述べた。「もちろん、年俸も下がると思う。でも、僕らはお金のために野球をやってるんじゃない。野球を愛しているんだ」 

シカゴ・カブスは、今シーズン既に、悪天候によって4試合が延期されている。また、14日のアトランタ・ブレーブスとの試合は、カブスが8点差をひっくり返して勝利したが、決行するべきでなかったと、カブスのジョー・マドン監督は試合後に述べた。 

シーズン開始2週間半で、MLB史上最も多い試合が延期や中止になる事態に陥っている寒波に、リゾを始め多くの選手たちがウンザリしている。 

「寒い中でプレーするのは最悪だ」リゾは語った。「カブスとカージナルスの試合といえば、気持ちのいい土曜のリグレー・フィールドを思い浮かべるだろう。マイナス7度の中での試合なんて誰も想像しないよ」。 

数字中心で数々のスタッツが重要な野球において、試合数を減らすことは、言うほど単純なことではない。リゾ自身も、実現するとは思っていない。 

しかし、ニューヨーク、ボストン、シカゴ、クリーブランド、デンバーやミネアポリスなど、寒波が予想される地域にありながら、開閉式の屋根がついていない球場での試合は、今後もシーズン序盤での中止が予想される。 

リゾが述べたように、凍りそうな気温の中で野球を見ることは、優良なエンターテイメントとは言えない。 

「野球ファンが4月に球場に行って、凍えるような雨や雪に見舞われたとしても、本当に楽しいと言えるのか?それが僕からの質問だ」リゾは述べた。 

原文:Anthony Rizzo would do something drastic for fewer cold April games
翻訳:Atsuko Sawada

Thomas Lott