現地10月17日に行われるナショナル・リーグ優勝決定シリーズ第3戦、ロサンゼルス・ドジャースのダルビッシュ有が先発する。
今ポストシーズン2度目のマウンドは、敵地シカゴでの登板だ。シカゴ・カブスの本拠地リグレー・フィールドは、1914年に開場した100年以上の歴史を持つボールパーク。メジャーリーグでは、ボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークに次いで古い球場だ。
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ロサンゼルスでのシリーズ第1戦、第2戦を連勝し、ワールドシリーズ進出に大きく近づいたドジャース。地区シリーズからポストシーズン5戦5勝と、レギュラーシーズンから変わらぬ強さを見せつけている。
ダルビッシュが対戦するカブス打線のキーマンは、2番のクリス・ブライアントと3番のアンソニー・リゾー。共にリーグを代表する強打者だ。
ダルビッシュと同じ196センチの長身と、甘いマスクが印象的な25歳のブライアントは、昨年39本塁打を放ちリーグMVPを獲得した若きスーパースター。今年も打率.295、29本塁打をマークし、カブスの地区優勝に大きく貢献した。
メジャーリーグでは珍しいイタリア人の両親を持つリゾーは、3年連続30本塁打を放っている左のスラッガー。WBCにもイタリア代表の主砲として出場している。
ダルビッシュとマッチアップするカブスの先発投手は、昨年リーグ最優秀防御率を獲得したカイル・ヘンドリックス。精密機械のようなコントロールで"Professor"の異名を持つ。
ダルビッシュは今季レギュラーシーズンで、カブスとの対戦はない。ドジャースはもし第3戦に勝利すれば、ワールドシリーズ出場へ王手をかけることになる。