スタントン2発!MLB開幕戦のホームランを振り返ろう

Joe Rivera

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ホームランを主役にした「野球」へようこそ。

2018年の開幕日は、2017年に主流だったストーリーに似たテーマがあった。痛烈なホームラン、滞空時間の長いホームラン、飛距離の長いホームラン、ランニングホームラン。2017年6月中盤にあったレイズ対タイガースのホームランとは違い、これらのホームランには意味があった(レイズとタイガースのファンには申し訳ないが…)。

この日生まれたホームランたちは、低予算のマイケル・ベイの映画よりも「爆発」があるものだった。

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(以下のデータは、MLBのスタッツから調査した)

ジャンカルロ・スタントン(1本目)

対戦相手:ブルージェイズ
飛距離:426フィート
打球速度:時速117マイル

このライナー性のホームランから生まれた最も注目すべき記録は打球の速度だ。MLBの記録測定に使われているStatcastが追ったとしても、このホームランを追跡するのは難しいものだ。

追跡しないのなら、レーザーショットのようなもので簡単なものだ。

ジャンカルロ・スタントン(2本目)

対戦相手:ブルージェイズ
飛距離:434フィート
打球速度:時速109.4マイル

彼自身は驚いていないが、スタントンはトロント・ブルージェイズの連中に1本目のホームランがフロック、すなわち偶然のものでないと2本目のホームランで伝えた。1本目は高さに欠けるホームランだったが、2本目はそうではなかった。2本目のホームランは絶対的な「爆弾」だった。

アダム・ジョーンズ

対戦相手:ツインズ
飛距離:392フィート
打球速度:時速107.2マイル

ジョージ・スプリンガー

対戦相手:レンジャース
飛距離:364フィート
打球速度:時速104.6マイル

ワールドシリーズMVPの男が春、ホームラン以外よりも良いスタートを切れるものはあるだろうか?おそらく、テキサスの相手にはホームランの方が効果的だろう。おそらく、この男にとっては幸せだろう。 

マット・デビッドソン(3本塁打)

対戦相手:レイズ
飛距離:計1,237フィート
打球速度:時速114マイル、時速115.1マイル、時速113.9マイル

デビッドソンはMLB史上4選手目となる3ホーマーを放ち、開幕戦で3人のピッチャーをノックアウト。彼は大きな成功を収めた。

Statcastが導入される前に、時速110マイル以上の3本塁打を刻んだ選手はいないだろう。デビッドソンのホームランは、ロイヤルズを打ち負かした象徴となる「手段」だった。

イアン・ハップ

対戦相手:マーリンズ
飛距離:392フィート
打球速度:時速107マイル

先頭打者ホームランを放ったハップに対し、私たちは今季のMLBの初ホームランまで待つ必要がなかったことに感謝している。

ハップは初球を見逃さず、マーリンズパークの外野席に打った球を放り込んだ。

エドゥアルド・ヌニェス

対戦相手:レイズ
飛距離:うーん…
打球速度:良くはない?

野球選手の体と似たようなものだが、ホームランには「形」と「大きさ」が要求されるものだ。ヌニェスはこの日、それを証明した。

彼は投じられたボールを強く打つことはしなかったが、ヌニェスは全ての塁にタッチし、ヌニェスならではのスタイルのホームランを放った結果、ヘルメットを失ってしまった。

ニック・マーケイキス

対戦相手:フィリーズ
飛距離:427フィート
打球速度:時速103.3マイル

ニック・マーケイキスは良い仕事をした。

この日の3ランホームランは、マーケイキスにとって初めてのホームランだった。昨年は8回しか打席に入らなかった。34歳の2018年シーズンとしてはとても良いスタートだろう。

ヤディアー・モリーナ

対戦相手:メッツ
飛距離:371フィート
打球速度:時速99マイル

ヤディアーは、開幕日に4本目のホームランを放ち、アルバート・プホルスが持つ本拠地でのホームラン記録に並んだ。ヤディアーは14回目の開幕戦で記録を達成した。このベテランキャッチャーにしてはかなりの数字だ。

彼は本塁打を放っただけでrはなく、ノア・シンダーガードが投じた97フィートの直球をたたき、左翼ポールに当てた。

原文:MLB Opening Day 2018 is highlighted by righteous dingers and epic moonshots
翻訳:Hiroshi Ito

Joe Rivera