ジーター、マーリンズに「勝利の文化」持ち込む

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マイアミ・マーリンズの再生に向けて、デレク・ジーターは具体的なタイムテーブルを定めているわけではないが、新たな共同オーナーは成功を確信している。

ジーターとブルース・シャーマンが率いるグループは10月3日、ジェフリー・ロリア氏からマーリンズを買収したことを正式に発表した。伝説的なショートストップであるジーターは、彼のもうひとつのベンチャー事業である『ザ・プレイヤーズ・トリビューン』を通じて、自身のビジョンを描いた。

 

 

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リストの最上位にあったのは、2009年を最後に勝率5割から遠ざかり、2003年を最後にプレーオフに出場していないチームに「勝利の文化」を持ち込むことだった。

「私の考えでは、物事を正しいやり方で続けていくことが、持続的な成功への道だ」ジーターはこう綴った。「勝敗だけの話ではない。試合に勝つことは誰にとっても大事だが、組織全体に勝利の文化を育んでいくことが重要だ。これはもっとも大切なことで、その旅路は今日からはじまる。一夜にして上手くはいかない。しかし私たちは、このコミュニティが誇りに思えるようなチームを作り上げることに注力する」

ジーターはまた、組織を信頼し、マイアミにおける「文化と多様性」を受け入れたいとも語っている。

これからの数ヶ月、さらには数年において、ジーターがしなければいけないことに注目が集まる。何よりもまず、超大型契約が残るジャンカルロ・スタントンをどうするかだ。 

とはいえ、それらの心配事は明日に回せばいい。今のところ、ザ・キャプテン(ジーター)にとって全てはポジティブだ。