※ 原文公開日:6月20日。また、日付は現地時間
果たしてサンフランシスコ・ジャイアンツとマイアミ・マーリンズのビーン・ボール(死球)合戦は終わったのか、それともジャイアンツはもう一球ぶつけられることになるのか。
▶スポーツ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
それは一連の出来事をどう計算するかによるが、最新の事件から過去に遡り、ひとつの方程式を導き出してみよう。
―6月19日の試合で、2回裏にジャイアンツのバスター・ポージー捕手の左腕に死球をぶつけたマーリンズのダン・ストレイリー投手は、ドン・マッティングリー監督ともども退場処分になった。
―2回表にジャイアンツのデレク・ロドリゲス投手がルイス・ブリンソン外野手の左腰に死球をぶつけた際、審判団は両軍ベンチに対して警告試合を宣告した(それによってストレイリーとマッティングリーは退場した)。テレビ中継の実況アナウンサーは、ポージーに対して報復を示唆するマッティングリー監督を審判団が見たと思ったようだ。
「そんなことは起きてないよ」とマッティングリー監督は Miami Heraldの記者に語った。「ポージーに向かって何かしたわけではない。私が“次はお前だ”と言ったという話をしているのを聞いたが、そんなことは言っていない」。
「彼は何もしてない」ポージーも Heraldにそう語った。「もしそうしていたとしても、僕がそのことを話さないのは知っているだろう」。
―6月18日の試合で、9回にジャイアンツのクローザー、ストリックランドから同点打を放ったブリンソンはバットを大げさに放り捨てて喜びを表した。その直前にはブリンソンの頭部付近に逸れた投球があった。その後、ストリックランドは怒りのあまりドアを殴って利き手を骨折し、翌日に手術を受けた。彼は6~8週間、戦列を離れる見通しだ。
―6月18日にジャイアンツのケルビー・トムリンソン内野手はカレブ・スミス投手から死球を受けていた。
―前週のマーリンズ戦で、ストレイリーの速球によって左手を骨折したジャイアンツのエヴァン・ロンゴリア三塁手は6月20日に手術を受け、2か月ほど離脱する。
あなたの記憶が正しいとすれば(6月19日の試合前インタビューで、ジャイアンツのブルース・ボウチー監督はSan Francisco Chronicleにロンゴリアとトムリンソンのことを触れている)、これはマーリンズ”有利の”3対1になるのか、それともポージーとブリンソンで1対1の引き分けになるのか。
6月20日のデーゲームはジャイアンツがポージー(とロンゴリアとトムリンソン)の仕返しをする最後の機会となるが、不正行為に目を光らせる審判団が試合前に警告試合を宣告したとしても驚きではない。
.それによってジャイアンツの先発、デレク・ホランド投手が行動を起こすことは難しくなる。試合序盤で退場して、ストリックランドがいなくなったブルペンに負荷をかけるリスクは犯さないだろう。
いったいブリンソンの挑発にストリックランドがどれほど激怒したのか、正確に計り知ることはできない。
※編注:22日時点で試合は終了。ホランド投手は無死球だった。
【DAZN関連記事】
● 【必読】DAZN(ダゾーン)の"トリセツ" 最新・2018年版!
● ネットでプロ野球中継を視聴する方法を紹介
● DAZNでのプロ野球の放送予定や試合スケジュール
● DAZNでF1放送を視聴する方法は?
● 【最新・2018年版】F1の放送予定・レース日程まとめ
● ネットでMLB中継を視聴する方法を紹介
● MLBの試合日程・放送予定|テレビでの視聴も可能?/2018シーズン
原文:Did Marlins-Giants beanball exchange end with Buster Posey plunking?
翻訳:Kaito Kato