サンフランシスコ・ジャイアンツはタンパベイ・レイズの三塁手であるエバン・ロンゴリアをトレードで取り込むと、ピッツバーグ・パイレーツの外野手であるアンドリュー・マカッチェンも引き入れるという大胆な手を立て続けに行った。オールスター・ゲームの出場経験があるこの2選手は、不調が続くジャイアンツ打線で得点を稼ぐ助けとなるか問われるだろう。
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さて、ジャイアンツがこの春にしなければならないことを見てみよう。
1.もう1人先発投手を加える
すでに見事な打線の増強を行ったジャイアンツだが、ローテーションには更なる厚みが必要だ。マディソン・バムガーナー、ジョニー・クエトそしてジェフ・サマージャは最強の1、2、3番打者だが、下位打線については、経験不足や課題が多い。
オフシーズンでかなりのお金を使ってしまったことで、ジャイアンツがジェイク・アリエータの獲得に走ることはなさそうだ。しかし彼なら厚みを出せる完璧な腕を持っている。今もなおレベルの高いナンバー2投手であるアリエータ。ジャイアンツでは3番打者となり、ポストシーズンでは4人目の先発となるだろう。
2.もう1人外野手を加える
オースティン・ジャクソンとマカッチェンは既に取り込んだが、ジャクソンはここ数年間、レギュラー選手ではなく、ジャイアンツは全体的に外野手の厚みに欠ける。
フリーエージェントとなったジャロッド・ダイソンやロレンゾ・ケインと接触を持ったジャイアンツ。しかし、この2選手はともに現在、市場には出ていない。他にカルロス・ゴメスとジョン・ジェイがいるが、彼らは最高のフリーエージェントとして今も獲得可能だ。
ジャイアンツはこのままフリーエージェントを探し続けるのか決断しないといけない。もし続けるのならば、いくら払う意志があって、またそれは何年契約なのだろうか。
3.悪かった昨シーズンを忘れる
昨シーズンが優れなかった為、前向きな気持ちでスプリング・トレーニングを迎えるのは難しいことだ。壊滅的だった昨シーズンもさることながら、ジャイアンツは強豪地区でポストシーズン出場のために競うという困難な状況に直面している。ブルース・ボウチーが最優先でやらなければならない仕事は、チームの思考を正しい方向へ持っていくことだ。
注目を集めた2選手の追加は変化をもたらすきっかけとなるだろうし、ジャイアンツは近年のワールド・シリーズで何度も優勝をしていることも助けとなるだろう。ロサンゼルス・ドジャース、コロラド・ロッキーズ、アリゾナ・ダイヤモンドバックスそしてジャイアンツ全てがプレーオフ進出への強い願望に溢れているので、今年のナショナルリーグ西地区は格差がなくなるだろう。
原文: MLB spring training 2018: Three things on the Giants' to-do list
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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