セントルイスにおいて、地区3位は許されない。
2017年シーズン、シカゴ・カブスとミルウォーキー・ブリュワーズに次ぐ83勝79敗で地区3位に終わったカーディナルスのマイク・マシーニー監督はシーズン終了後、厳しい批判にさらされた。
2013年のワールドシリーズ進出を含め、最初の4シーズン全てでプレーオフに進出した後、マシーニー監督のチームは2年連続でポストシーズンを逃している。
リーグ優勝、そしてワールドシリーズ優勝こそ、セントルイスのファンの期待に見合うものだ。以下、カーディナルスがこの春にしなければならないことを見てみよう。
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1.クローザーを見つけよう
元ヒューストン・アストロズのルーク・グレガーソンはクローザーになり得るが、クローザーに相応しい投手ではない。昨年4セーブを挙げた彼は、通算112のセーブ機会で成功したのが66試合だ。グレガーソンは12月にカーディナルスと2年契約を結んだが、チームはたとえば元コロラド・ロッキーズのグレッグ・ホランドのような投手をさらに獲得しても良い。
カーディナルスで昨年クローザーを務めた呉昇桓は20セーブを挙げたが、防御率4.10、1勝6敗だった。試合の最後を締めくくる投手としては理想的ではない。昨年ロッキーズで41セーブを挙げたホランドは、残っているFA選手の中では最高級の投手だ。報道によると、彼はロッキーズからの3年契約のオファーを断ったらしい。カーディナルスには獲得のチャンスがあるだろう。
2.カブスとブリュワーズを追いかけよう
マイアミ・マーリンズから外野手マーセル・オズナを獲得した以外は、カーディナルスは静かなオフシーズンを過ごした。その一方で、カブスはダルビッシュ有を獲得して先発ローテーションを強化し、ブリュワーズは外野手のロレンゾ・ケインとクリスチャン・イエリッチを獲得した。
カーディナルスは昨年、カブスに5勝14敗、ブリュワーズに8勝11敗に終わった。カーディナルスが地区を制するためには、まずは両者との直接対決を制さなければならない。
3.シーズン中のトレードも頭に入れよう
カブスとブリュワーズはアグレッシブな姿勢を見せているが、カーディナルスも同じくらい、もしくは上回るくらいの勢いでいかなければならない。カーディナルスは昨年、シーズン中に3つのトレードを行った。いずれのトレードでも、カーディナルスはマイナーリーグの有望株を獲得した。将来のためには良いことだが、今勝つためには十分ではなかった。もしいずれかのポジションをアップグレードできるのなら、カーディナルスは動くべきだ。
原文:MLB spring training 2018: Three things on the Cardinals' to-do list
翻訳:Muneharu Uchino
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