カブス球団社長、マチャドのカブス移籍説を否定「ファンタジーの世界だ」

Bob Hille

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ボルティモア・オリオールズのマニー・マチャド遊撃手の移籍先候補として、シカゴ・カブスが度々挙げられている。しかしカブスのセオ・エプスタイン球団社長は、そういった噂が上がるには早すぎで、「ファンタジーの世界だ」とラジオ番組の『670 The Score』で表現した。

熱狂的なファンが多いボストン・レッドソックスとシカゴ・カブスで優勝チームを作り上げたエプスタインでさえも、25歳にしてすでに3度オールスターに選出されているマチャドがカブスに来るのではという「メディアの騒ぎ」にはびっくりしているようだ。

エプスタインは『670 The Score』でこう話している。

「まだ5月だ。まだ今年のチームがどういうチームかを探っている状況だ。ディビジョンでの自分たちの立ち位置を探っている状況だ。我々のプレイがそれを決める。まだ自分たちの能力を発揮し、期待以上の活躍をするために何が必要かを探っている状況だ。全てはそこで始まり、そこで終わる。今年は5月にしては異常なほどトレードの話がされていて、それは全く意味のないものだ。人はいろいろな点を繋げて推測するものなのはわかっているが、我々はそれを見てただ呆気に取られているよ。7月なら実際に交渉されているトレードや既に起きたトレードについてメディアが話し合うのは理解できる。今のはただのファンタジーの世界だ」。

クリーブランド・インディアンズとの2連戦でわずか1得点に終わり連敗したカブスは、現在25勝21敗でナ・リーグ中地区4位。1位のミルウォーキー・ブリュワーズとは3.5ゲーム差という位置にいる。

何か動く前に、エプスタインはチーム自身にまず自分たちがどういうチームなのかを見出して欲しいと考えているようだ。彼はこう語っている。

「動くとすれば、短期的にワールドシリーズ優勝をより狙えるポジションになれるトレード、そして同時に長期的にもメリットのあるトレードにしか興味はない。そこのバランスを取り、球団が最終的に利益を得るものでなければならない」。

要するに、マチャドの噂は一旦やめようということだ。

エプスタインは「今の(マチャドに関する)メディアの騒ぎは、実際の状況と比べてみると大げさすぎる」と話した。

エプスタインのインタビューはこちらで全て聴ける。

原文:Theo Epstein: Manny Machado-to-Cubs talk is 'out there in fantasy land'
翻訳:Reo Onishi

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Bob Hille

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Bob Hille, a senior content consultant for The Sporting News, has been part of the TSN team for most of the past 30 years, including as managing editor and executive editor. He is a native of Texas (forever), adopted son of Colorado, where he graduated from Colorado State, and longtime fan of “Bull Durham” (h/t Annie Savoy for The Sporting News mention).