シカゴ・カブスの監督ジョー・マドンは来年、新しいコーチ陣を迎える。
ピッチングコーチのクリス・ボシオ、打撃コーチのジョン・マリー、3塁コーチのゲイリー・ジョーンズを解任したカブスは、来季から4人の新たなコーチを迎えることになる。打撃コーチ補佐のエリック・ヒンスキーは以前すでにエンジェルスの打撃コーチに就任している。
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前レッドソックスの打撃コーチで、MLBで19年プレーしたチリ・デービスがマリーの後任となることが発表された。ブライアン・バターフィールドもジョーンズの後任としてレッドソックスのコーチ陣に残留している。アンディー・ヘインズはマイナーリーグの打撃指導から打撃コーチ補佐に昇進した。
「カブスが前進するために必要なことだ」マッドンは木曜に述べた。我々は新しいコーチ陣が我々をさらに上のレベルへ引き上げ、再びWSに出場するサポートをしてくれるはずだ。決して、今回去ることになったコーチについて悪く言っているのではない。彼らはみんな素晴らしい人材だと思っているし、近い将来彼は素晴らしいポジションを得るだろう。我々はただ、今回迎えるコーチは我々が必要とする技術を補ってくれると考えているだけだ」
「来年、新しいコーチ3人は我々に違った目線から意見を与えてくれると思っている」
先シーズンは108年ぶりとなるWSでの優勝の後、カブスは再び92勝70敗の成績でナショナルリーグ中地区を制した。しかし、ナショナルリーグ優勝決定シリーズでドジャースと5戦を争い敗退した。
クリス・ボシオとの契約を更改しないという決断が週末に下された。そしてカブスは月曜、タンパベイでマッドンのスタッフだったジム・ヒッキーと会見した。ヒッキーとレイズは2017年レギュラーシーズンの結果により、11シーズンに続いた契約を終了させていた。
「進んでいくんだ。私は『方向転換』だとは言いたくない。この言葉を使うのが好きじゃないからね。」マッドンは述べた。「今は別の意見が重要だと考えているだけだ。ヒッキーを迎え入れることが可能かは無関係だ」
カブスのスタッフ変更により、ベンチコーチのデイブ・マルティネスがナショナルズ監督のダスティ・ベイカーの後任候補ではなくなるかもしれない。
「デイビーにこのポジションについてほしいと心から望んでいる」マッドンは述べた。「そろそろ彼の実力が認められることだ。彼は準備ができている。責任をもって、そのポジションに立ち、彼の意見を発するべき時が来たんだ。デイビーを心から応援している。彼にとって適切な時期が来た」
原文:Cubs shake up coaching staff with wholesale changes