エンゼルス監督、「投手・大谷」の右足首の状態を説明

Arthur Weinstein

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大谷翔平の足首の怪我は故障者リスト入りするほど重症ではないが、4月29日(日本時間30日)の試合は欠場し、先発出場する予定だった5月1日(同2日)のボルティモア・オリオールズ戦の登板も怪しくなってきた。

大谷は4月27日(同28日)のニューヨーク・ヤンキース戦で一塁を踏む際に足首を捻挫し、7回に途中退場した。エンゼルスのマイク・ソーシア監督は29日(同30日)の試合前に、今のところ大谷を故障者リストに入れる予定はないと記者たちに説明した。

「彼は現在その日その日の判断という状態だ。なので故障者リストは考えていない。少し痛いようだけど、こなせないものではないと思う。毎日状況を見て、彼がどこまでできるか判断する」。

しかしソーシア監督は、左足首であることを懸念している。大谷が投球する際に左足首でマウンドに踏み込むため、右足首よりも負担がかかるのだ。本来の予定では5月1日(同2日)のオリオールズ戦で先発出場する。

ソーシア監督は「もちろんどちらの足首も重要だが、着地する方はより負荷がある」と話した。

大谷は1日(同2日)には出場できると考えているようだ。

「次の先発は大丈夫だと感じているよ」と大谷は通訳を通してコメントした。

「しかし最終的な判断は僕ではない。メディカルスタッフ、フロント、そしてコーチ陣がするものだ。とりあえず1日1日をしっかりやっていく」。

大谷はこのルーキーシーズン、打者として打率 .341、4本塁打、投手として4度の先発で2勝1敗、防御率4.43を記録している。

原文:Shohei Ohtani injury update: Angels phenom's pitching start Tuesday in jeopardy
翻訳:Reo Onishi

Arthur Weinstein