2017年、ロサンゼルス・エンゼルスは80勝82敗に終わり、ア・リーグ西地区では首位に大きく差を付けられての2位という結果になった。
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これではワールドシリーズで勝利をつかむことはできないだろう。しかし、シーズンが始まれば、彼らが連日新聞の一面を飾るのは間違いない。彼らにはMVP候補の常連であるマイク・トラウトと、センセーションを巻き起こしている日本人ルーキーの大谷翔平がいる。
そして、他にも興味深い選手が数人、ロースターに加わっている。ワイルドカードチームになる可能性を大幅に上げてくれる選手たちだ。もしかしたら、ア・リーグ西地区のタイトルレースに大きな影響を与えるかもしれない。
さて、この春にエンゼルスがしなくてはいけないこととは何なのだろうか。
1.ザック・コザートを三塁手に適応させる
エンゼルスは、シンシナティ・レッズで遊撃手を務めていたコザートと今オフに総額3800万ドルの3年契約を結んだ。実にすばらしいものだ。しかし、チームは彼を、MLBでは未経験の三塁手として起用しようとしている。彼は、マイナーで二塁手としてプレーしたことはあるが、三塁手の経験はない。
コザートは、打撃面での活躍を見込まれて獲得された。なので、彼をゴールドグラブ賞が受賞できるほどの選手にするよりも、三塁手として適応させることのほうがはるかに重要となる。2017年、彼は122試合に出場し、自身最多の24本塁打を放った。エンゼルスにとって、この追加選手は長期的に見てもかなり重要な存在だ。
2.大谷翔平の実験を開始する
大谷は2018年からMLBで投手と打者の両方での出場を望んでいる。世界最高峰の舞台で投打を両立させることがどれだけ可能なのか、春季キャンプはエンゼルスがそれを確かめる最初のチャンスとなる。
3月の実験の中で大谷とエンゼルスはかなり多くの試行錯誤を重ねることになるだろう。
3.クローザーを探す
これは実に単純だ。エンゼルスは、2017年の年間セーブ数が43で、MLB全体の9位タイだった。しかし、昨シーズン19セーブを記録したバド・ノリスはフリーエージェントでチームを去った。エンゼルスは、カム・ベドロージアンをチームのストッパーとして昨シーズンのスタートを切ったが、彼はケガによって戦列を離れ、いまだ復帰できずにいる。
原文:MLB spring training 2018: Three things on the Angels' to-do list
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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