モントリオールのバレリー・プランテ市長が4月6日、MLB球団の招致を目指す投資家グループを率いるステファン・ブロンフマンやミッチ・ガーバーと会談する。『Montreal Gazette』が報じた。
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プランテ市長は「状況を把握し、この件に取り掛かり、いかに前に進められるか、モントリオールの街に球団を戻す可能性を検討するのが待ち遠しい。私たちモントリオールの街は野球を愛しているからだ」と述べた。
ブロンフマンとガーバーはエクスパンションチームの招致や、現在のMLB球団の移転を目指している。
MLB球団の招致に前向きな姿勢なプランテ市長だが、選挙戦では住民投票をせずに税金を新スタジアム建設に投じることはないと話していた。
『Montreal Gazette』によると、ブロンフマンは資金を求めているのではないと約束しており、そのためプランテ市長はモントリオールへの球団招致を話し合うことにしたという。投資家グループは、新スタジアムのための土地を確保できる街を探しているようだ。
モントリオールは1969年から2004年までエクスポズが本拠地としていたが、その後ワシントンに移転してナショナルズとなった。
かつてのエクスポズの本拠地であるオリンピック・スタジアムでは近年、先月のセントルイス・カージナルスとトロント・ブルージェイズの一戦など、春のエキシビションマッチが開催されてきた。だが、新チームには適さない施設と目されている。
原文:Montreal mayor to meet with group aiming to bring back MLB
翻訳:Hiroaki Nakamura