ア・リーグ地区シリーズ第4戦、ヤンキースがインディアンスに連勝でシリーズ2勝2敗のタイに

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ニューヨークでのア・リーグ地区シリーズ第4戦、インディアンスは第2戦で見せたような逆転劇を演じることはできなかった。

試合序盤の勝負強い打撃、先発ルイス・セベリーノによる名誉挽回のパフォーマンスにより、ヤンキースは7-3で勝利。水曜日にクリーブランドで行われるシリーズ第5戦へと駒を進めた。

以下、この試合を3つのポイントから振り返ろう。

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1. 中3日で先発のバウアーは乱調

第1戦で見せたような快投が期待されたインディアンス先発のトレバー・バウアーは中3日で登板したが、僅か1.2イニングしか持たなかった。第1戦では全く打たれなかったバウアーのカーブはこの日、トッド・フレイジャーとアーロン・ヒックスにタイムリーヒットを打たれた。

インディアンスは今季リーグ最小のエラー数を記録したが、2回にフィールディングエラーとパスボールを犯し、バウアーが2アウトから4連打で4失点(自責点ゼロ)する一因となった。インディアンスはこの日、4つのエラーを犯した。


2. 名誉挽回したセベリーノ

ツインズとのワイルドカードゲームでは、僅か1/3回で2本塁打、3失点の乱調だったルイス・セベリーノ。月曜日は一転して7回を4安打と「昔ながらの」ヤンキースのエースらしい快投を見せた。セベリーノはこの日、113球を投げて9奪三振、1四球という内容だった。

 

インディアンスは5回に5-3まで詰め寄ったが、セベリーノは反撃をねじ伏せ、7回に時速99.6マイルを叩き出した。MLBのStatcastによると、この一球は2015年以降のポストシーズンで先発投手が7回以降に投じた投球としては最速だった。

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3. 上位から下位まで隙のない攻撃をしたヤンキース

インディアンスの上位打線が苦戦を続けているのに対し、ヤンキースはチェイス・ヘッドリー以外の全員が出塁した。リードオフヒッターのブレット・ガードナーは2安打1打点、得点と盗塁も記録した。8番のフレイジャーと9番のヒックスは、二人合わせて2打点3得点をマーク。中軸のディディ・グレゴリウスは3度出塁し、ゲリー・サンチェスは逆方向への一発を放った。

カルロス・サンタナとロベルト・ペレスは共にホームランを放ち3点を叩き出したが、若きスターのフランシスコ・リンドーア、ホゼ・ラミレスは苦しんでいる。リンドーアは第2戦でグランドスラムを放って以降、9打数ノーヒット。レギュラーシーズンでは打率.318をマークしたラミレスは今シリーズ、17打数2安打の不振だ。