ア・リーグ地区シリーズ第3戦、後のないヤンキースがインディアンスに勝利

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ニューヨーク・ヤンキースは日曜日、本拠地ヤンキー・スタジアムでクリーブランド・インディアンスに1-0で勝利し、金曜日の敗戦を一瞬にして払拭した。

ニューヨークのヤンキースファンは初球から熱狂していた。ヤンキースの先発、田中将大はその声援に応えた。アメリカン・リーグの地区シリーズではまだ1勝2敗でインディアンスの後を追っているものの、ヤンキースはリーグ優勝決定シリーズに向けてさらなる魔法を見せてくれるかもしれない。

 

以下、この試合を3つのポイントから振り返ろう。

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1. ヤンキースのスラッガー、グレッグ・バードの活躍

24歳のパワーヒッターはケガにより、今年ほとんど出場していない。8月後半に復帰し、今シーズンは9本塁打、28打点で打率.190という成績だった。しかし、バードはレギュラーシーズン終了直前に6本塁打を記録し、ヤンキースを勝利に導く能力が充分にあることを証明した。

バードは第2戦でホームランを放ったものの、ヤンキースは最終的に負けてしまった。そして第3戦、バードは7回まで両軍無得点だった試合で、アンドリュー・ミラーからソロホームランを放った。バードは、今季ミラーから一発を放った2人目の左バッターとなった。

 


2. 田中将大、ヤンキースが求めるエースに

今年の田中には安定感がなかった。彼のレギュラーシーズン全体は、シーズン最後の2登板に集約されるだろう。どちらもブルージェイズ戦だ。1戦目では5 2/3回を投げて7失点。続く登板では7回を投げ無失点、15奪三振を記録した。

田中は今シーズン、ずっとこういった調子だった。ヤンキースにとってはありがたいことに、日曜日には好投を見せ、7回無失点で7つの三振を奪った。ルイス・セベリーノはワイルドカードゲームでは苦戦していた。そしてCC・サバシアが好投を見せていた日々も過去のものとなった。田中は真のエースにならなければならなかった。そして彼はそれを実現した。

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3. アロルディス・チャップマンがポストシーズンのヒーローに

カブスの108年ぶりワールドシリーズ制覇に貢献した後、チャップマンはヤンキースに復帰した。この豪速球投手は日曜日、時速100マイル超えの速球を連発し、5つのアウトを記録した。

インディアンスが反撃の兆しを見せる8回、チャップマンは早くもマウンドに上がった。彼は最初の打者から3連続三振と圧倒し、最終的に4奪三振を記録した。