アスレチックス新スタジアム計画公開 隣接のNBAウォリアーズも移転

Tom Gatto

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現地28日、オークランド・アスレチックスはウォーターフロント地区に新球場を建設する計画を発表した。新球場のデザインは宝石箱をイメージし、収容人数は34000人。(広さ111エーカーの)現在の本拠地オークランド・コロシアムは再開発するという。チームにとって何年も前から望んでいたスタジアム新設に向けての大きな一歩となるようだ。

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建設予定地は、オークランド・コロシアムから北西に約6マイルほど離れたハワード・ターミナルで、完成は2023年。

デビッド・カバル球団社長はイーストベイ・タイムス紙のインタビューに「新設は大きな意味を持つ。これは、単なる球場ではない。球場を新設すれば、チームは、50年後、100年後もオークランドに存続し続ける」と話す。

カバル氏は趣向が凝らされた球場の完成図の一部を公開した。

オークランドのリビー・シャーフ市長も球場の新設を支持している。サンフランシスコ・クロニクルに「完成図は、このプロジェクトが素晴らしいスタートラインを切ったことを表している」とコメントした。

この日の発表では、球場の移転計画が大きく前進したようにも思われたが、この計画には問題点もたくさんある。建設費用に(アスレチックスは個人的な資金提供もあると話しているが、地域で行われるプロジェクトやインフラストラクチャーには公的資金が必要となるだろう)環境調査、ターミナル近辺に住む人々への補償や、オークランド市とアラメダ群が共同で所有するオラクル・アリーナを含めたコロシアムの所有権などだ。

アスレチックスは、オークランド・コロシアムを住居やスポーツ施設、エンターテイメントなども含めた複合施設として再開発することを望んでいる。

NBAのウォリアーズは2018-2019年シーズン後に、オークランド・コロシアムに隣接しているオラクル・アリーナを去り、サンフランシスコ近郊の新しいチェイス・センターに移転することになっている。同じくオークランド・コロシアムを本拠地としていたNFLのオークランド・レイダースはコロシアムから2020年にラスベガスの新しい競技場に移転する予定だ。

原文:A's, Oakland tout Howard Terminal stadium site, but success far from assured

翻訳:日本映像翻訳アカデミー


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Tom Gatto joined The Sporting News as a senior editor in 2000 after 12 years at The Herald-News in Passaic, N.J., where he served in a variety of roles including sports editor, and a brief spell at APBNews.com in New York, where he worked as a syndication editor. He is a 1986 graduate of the University of South Carolina.