アスレチックスが球場を無料開放!スタンドはほぼ満員

Bob Hille

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MLBの試合には、延長戦に突入したときにこんな表現がある:フリー・ベースボール。

現地時間17日のオークランド移転50周年記念試合において、アスレチックスは延長戦に興味はなかった。

その代わり、最初からフリーにした。そう、入場料も駐車場代もなし。フリーだった。コロシアムには4万6028人の観客が集合。記念の日とあってデビッド・ケイバル球団社長がバースデーケーキにナイフを入れた。アスレチックスは10—2でホワイトソックスを下して華を添えた。

イーストベイ・タイムズ紙によると、オークランド近郊プレザントン出身のスティーブン・ピスコッティ外野手は「プレーオフを見に何度もこの球場に来たことがある。今夜はあのときの賑わいを思い出した。とても盛り上がった」と言った。

入場は事前の許可制で、一部の席はシーズン・チケット・ホルダーのために確保されたが、大部分は自由席だった。

「素晴らしい活気だった。客席はぎっしり詰まっていた。狙い通りだったと思う。集まってくれたファンのために、いい試合を見せたかった。スタンドが一体となって楽しかった」とボブ・メルビン監督は言った。

盛り上がりは前日16日とは対照的だった。16日の観客は7479人だったのだ。広いコロシアムにこの人数はいかにも寂しかった。今季アスレチックスは本拠地観客動員で30球団中25位。観客1万人未満の試合が4度もある。

「球場を無料で開放したら観客は増えるだろうか」とのイーストベイ・タイムズ紙の取材に、あるファンは答えた。「もちろん。毎晩無料だったら増えると思う」。

原文:Free-for-all: A’s draw nearly full house by not charging for admission
翻訳:Hirokazu Higuchi

Bob Hille

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Bob Hille, a senior content consultant for The Sporting News, has been part of the TSN team for most of the past 30 years, including as managing editor and executive editor. He is a native of Texas (forever), adopted son of Colorado, where he graduated from Colorado State, and longtime fan of “Bull Durham” (h/t Annie Savoy for The Sporting News mention).