アストロズ、MLB初の1試合15与四死球!でも試合には勝利

Thomas Lott

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ヒューストン・アストロズのチャーリー・モートンが酷い数字を残してしまった。ロング・トムという選手以来という事実からも、それが歴史的にも悪いことであることが見て取れる。

モートンはここまでアストロズで活躍していたものの、6月9日(日本時間10日)の試合では105年ぶりの記録を打ち立ててしまったのだ。

テキサス・レンジャース戦に先発したモートンは、3回2/3で10四死球を記録。6人の打者を歩かせ、4人に死球を与えてしまいながらも、わずか2失点1安打という内容だった。

4四球、4死球、5奪三振が記録されたのは、1913年4月18日にロング・トム・ヒューズ以来となった。

4回にはブラッド・ピーコックが中継ぎとして登板し、対峙した打者から三振を奪い危機を脱した。

しかしモートンが降板してからも、アストロズのコントロールは乱れ続けた。

ピーコック、トニー・シップ、クリス・デベンスキー、ヘクター・ロンドンは全員四球を出し、ピーコックは1死球も記録。アストロズは1試合で10四球、5死球という記録を残し、MLB史上初めての記録となった。

それでもアストロズは4-3で勝利することに成功。その理由は、レンジャーズが得点圏で17の1とまるで打てなかったからだ。

原文:Charlie Morton, Astros pitchers post historically bad start, still win
翻訳:Reo Onishi

Thomas Lott