アストロズ監督、新加入のG・コールに「修正の必要はない」

Thomas Lott

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ゲリット・コールは、メジャーでも随一の投手になる素質を備えている。平均150キロを超える速球の他に、3つの球種が多くのスカウトに平均以上だと評価されている。しかし、これら多くの球種をそろえているにもかかわらず、今オフにコールについて語られるのは、キャリア最悪のシーズンを過ごした元ナショナル・リーグのサイ・ヤング賞候補の彼をいかに修正するかについてだ。

 

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この27歳の先発投手は、今オフにピッツバーグ・パイレーツからヒューストン・アストロズへ移籍し、新天地にて自信に満ちた監督の下でプレーすることになる。彼の新たな指揮官は、この若者に劇的な変化は必要ないとみている。

「彼を少しばかり向上させるために我々にできる調整をいくつか行うが、それはジャスティン・バーランダーや、ダラス・カイケル、ランス・マッカラーズに行ったものと同じものだと思っている」。アストロズのAJ・ヒンチ監督は今月16日、ピッツバーグ・ポスト・ガゼッタ紙にそう語った。「彼に修正の必要はない」

コールは、2017年にキャリア最低となる防御率4.26を記録した。それまでの4シーズンで許した本塁打は合計36本だったが、一年間で31本もの本塁打を打たれた。すばらしい出来とは言えない一年であったが、MLBのシーズン本塁打数記録を更新した昨シーズンにおいては、彼のこの記録は少し誤解を招いているかもしれない。

彼が、サイ・ヤング賞候補となった2015年のシーズン同様に戻るためには、そのすべてを変える必要はないかもしれない。しかし、少しの変更は必要だ。さもなくば、長打が目立ち、より多くの本塁打を打たれる試合に慣れていくだろう。

その変化こそが、ヒンチ監督が彼に求めているものだ。一年前からアストロズの全先発投手のピッチングコーチを務めるブレント・ストロームの何らかの調整によって、コールは2017年の異常な数値から、平均的な成績を取り戻すことができるだろう。コールは、新しいチームで新たな挑戦をすることを楽しみにしていると語っていた。

「今はとてもリラックスしている」コールはそう語った。「環境が変化するのは良いことだ」

原文:Astros manager A.J. Hinch on Gerrit Cole: 'He doesn’t need to be fixed'

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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