アストロズが2018年春に解決すべき3つの課題

Thomas Lott

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2017年、ヒューストン・アストロズはロサンゼルス・ドジャースを下し、球団史上初めてワールドシリーズを制覇した。

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アストロズには、1998年から2000年のニューヨーク・ヤンキース以降初めて、ワールドシリーズを連覇するチャンスがある。彼らは間違いなく、昨シーズンよりいいシーズンを迎えるだろう。

この春、アストロズがやるべき3つのことは以下の通り。

1.ゲリット・コールを再び偉大な投手にする

ピッツバーグ・パイレーツに所属していたコールは、2015年のサイ・ヤング賞投票で4位となったが、昨シーズンはキャリアワーストの成績に沈んでいる。12勝12敗、防御率4.26、被本塁打数は31本だった。1シーズンに12本以上の本塁打を与えたのは、昨シーズンが初めてである。

今オフ、アストロズはコールをトレードで獲得した。ブレント・ストローム投手コーチは、今年、コールの調子を取り戻す使命を担っている。その方法とは、コールに全力投球をさせないことだ。

ストロームコーチは、投手により多くのブレーキングボールを投げさせることで有名だ。ヒューストンの先発投手陣は皆、2017年シーズンにブレーキングボールでキャリアハイをマークしている。今シーズン、ストロームはコールにより多くのスライダーやカーブを投げさせるはずだ。

2.左腕のリリーフ投手を選ぶ

2017年のアストロズは、ブルペンに課題が残ったが、最も明白だったのは、左腕のスペシャリストが不在だったことだ。トニー・シップ(防御率5.79)、フランシスコ・リリアーノ(防御率4.40)、レイミン・グッダン(防御率7.88)が、アストロズの左腕リリーフ投手の筆頭であったが、誰にも2018年シーズンのお墨付きをもらえるインパクトはない。

アストロズは、ルール・ファイブ・ドラフトでアンソニー・ゴースを、FAでバディ・ボッシャーズを獲得し、グッダンとシップをロスターに戻す。彼ら4人が、アストロズのLOOGY(左打者専門のリリーフ投手)の座を求め、競い合うだろう。

3.デレク・フィッシャーの成熟プロセスを加速させる

アストロズは、フィッシャーをレフトのレギュラーに育てるのか、それともトレードに出さざるを得ないのだろうか。ケガから復帰したジェイク・マリスニックと、内野も守れるマーウィン・ゴンザレスの2人を交互にレフトで起用する場合、アストロズは、フィッシャーをどう扱うのか決めなければならない。

カイル・タッカーが、1年以内に外野のポジションを獲得するだろう。もし、フィッシャーがレフトのレギュラーをつかめなければ、チームは新たな左腕リリーフ投手を獲得するため、フィッシャーをトレード要員にすることを考えなければならない。

原文:MLB spring training 2018: Three things on the Astros' to-do list

翻訳:Atsuko Sawada

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