「まるでE.T.のボールだ」カブス監督マドンがMLBで量産されるホームランに困惑のコメント

Chelsea Howard

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今シーズンのメジャーリーグではかつてないペースでホームランが量産されている。“飛び過ぎるボール”について様々な憶測が流れるなか、メジャーきっての名将までもが戸惑いを隠せない。だが同じチームのエースは冷静な態度を示す。

 

向かい風の影響すら受けない飛び過ぎるボール問題

シカゴ・カブスの名将ジョー・マドン監督が今シーズン量産されているホームランの数に困惑している。

6月19日(日本時間20日)のカブス対ホワイトソックスの1戦は7-3でカブスが勝利した。この試合では最初の4イニングに5本のホームランが飛び出した。試合後マドンは、現在のボールが信じられないほど飛ぶことについて報道陣に語っている。

「何が起きているかはわからない。だけどあのボールの飛び方はまるでE.T.のようだ。狂っているよ。カブスの監督になって5年目になるから、この球場のことはよくわかっている。あの風で、あの飛距離はありえない」

その日のリグレー・フィールドは気温が摂氏12~14度にまで冷え込み、冷たい雨と風速11キロの風がレフト方向から吹いていた。そのことがマドンの困惑をさらに深くしている。

「(ホームランが出るには)難しいコンディションだった。それなのにボールはとんでもなく飛んで行った。ジェームズ・マッキャンが打ったこの日最初のホームランは特にそうだ。フィールドから見ていたからよくわかる。逆風で旗がこちらに向かっているというのに、ボールはまるでUFOのように飛んで行った。止まるかと思ったら、もっとさらに飛んで行った。どう見たって、今のボールは飛び過ぎる」

カブスのジョン・レスター投手はこの日の試合に先発し、2本のホームランを打たれたが、勝利投手になっている。ボール問題について問われると、レスターは「ノー・コメント」と答えた。

別のタイミングで口を開いたレスターは、「ボールのことについて話し始めたらキリがない。それはもう既にここにあるものだ。メジャーリーグのピッチャーは、全員あのボールを投げるしかない。何を言ったっていいけど、どうせ言い訳にしか聞こえない。だから言い訳はしない。ただ、良い投球をしなくちゃいけないってことだ」と続けている。

 

原文:Cubs’ Joe Maddon: ‘Extraterrestrial’ balls, celestial season of home runs
翻訳:角谷剛
編集・校正:SNJ編集部

 

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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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