ただでさえ安いのに…マイナーリーグ選手の最低賃金、保証されなくなる

ただでさえ安いのに…マイナーリーグ選手の最低賃金、保証されなくなる image

▶スポーツ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

原文公開日:2018年3月22日

3月23日に米下院で可決される歳出法令に基づき、野球のマイナーリーガーたちは最低賃金保障の権利を失うこととなる(編注:3月27日現在、可決済み)。

ツイッター内、画像の法令の内容は下記の通り。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

法令2 アメリカの娯楽を保護する法令

201節      1938年に制定された公正労働基準法をマイナーリーグの野球選手に適用

(a)概して1938年の厚生労働基準法(29 U.S.C.213(a))の第13条(a)を改正

(1)第18項にピリオドを打ち、「;又は」を挿入し

(2)最後に以下の文を加える:

「(19)野球をするために雇われたすべての労働者−−リーグのチャンピオンシップシーズンの間のパフォーマンスによって(スプリングトレーニングやオフシーズンは、なし)、6条(a)に基づく「1週間に40時間の労働時間での最低賃金」に等しい料金の週給が与えられるという契約によって保障される労働者−−は誰でも、野球関連の活動にいかなる時間を充てても関係しない」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

MLBPA(メジャーリーグベースボール選手会)によると、昨年のメジャーリーガーの平均的な年俸は、およそ410万ドル(約4億6300万円)であったが、マイナーリーグ初年度のプレーヤーの月給は最高額で1100ドル(約12万4000円)だった。

原文:Minor League baseball players to lose minimum wage rights under new bill

翻訳:日本映像翻訳アカデミー