サウル・アルバレス、6カ月の資格停止処分と報道

Gabrielle McMillen

サウル・アルバレス、6カ月の資格停止処分と報道 image

▶スポーツ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

サウル・“カネロ”・アルバレスは18日、ドーピング検査失格により米ネバダ州アスレチック・コミッションから6カ月の資格停止処分を科された。USAトゥデイ紙が報じた

同処分は、アルバレスが禁止薬物クレンブテロールに陽性反応を示した2月17日にさかのぼって適用され、9月には再び戦えるようになる予定だ。

これにより、5月5日に予定されていたゲンナジー・ゴロフキンとの再戦の日程も再設定が可能になるが、当初の予定が中止になったため、ゴロフキンはバネス・マルチロシャンと対戦することが決定している。

「メキシコ独立記念日と重なる9月の週末にリング復帰し、同国を代表して年間最大のスポーツイベントで戦うことをカネロは楽しみにしている。最高レベルの戦績を継続する気で満々だ」とゴールデンボーイ・プロモーションズは声明を出した。

アルバレスは、メキシコで汚染された肉を食べたことがクレンブテロールに陽性反応を示した原因としているが、これに対し、ゴロフキンはアルバレスが運動能力向上薬を使用しているのは有名なことだと語っている。

通常、禁止薬物を使用したボクシング選手は1年の資格停止となるが、初めての場合は6カ月となる場合が多い。

原文:Canelo Alvarez hit with 6-month suspension, report says
翻訳:Chikako Sakamoto

Gabrielle McMillen