メイウェザーがマクレガーに最終警告!

Steven Muehlhausen

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フロイド・メイウェザーは水曜(8月23日)、コナー・マクレガー戦を前にした最後の記者会見で、話題の多い自らのキャリアにおける最後の戦いがどんなものになるか、その考えを明らかにした。家族、チーム、米テレビ局『ショータイムスポーツ』、UFCプレジデントのダナ・ホワイト氏に感謝の意を表し、さらにマクレガーに対してさえ、今まで成し遂げてきたこと、そして今後のキャリアにおいて様々なことを達成していくだろう、と話した。

だが、だからといってメイウェザーが自らの敵に対して優しい相手になる、というわけではない。

これまでのプロモーション活動を通じて、マクレガーは断固としてメイウェザーを倒すと主張、しかも1ラウンド以内にやってみせると言い続けてきた。そして49勝0敗の記録を誇る無敵のボクサーは、マクレガーへの最終警告を伝え、自身の予想を披露した。

「ボクシングと格闘技について、ひとつ言えることがある。『覚えていろよ、もしお前がそう来るなら、お前もそれを受ける覚悟があるんだろうな』ということだ。この言葉を考えると、これまで対戦してきたうちの47人については『ああ、弱い相手で、怖がっていたんだろう』と言うやつもいる。ただ聞いておけよ、オレが最後に確認したところでは、これまでだれもオレを打ち負かした奴はいないんだ。つまり、オレは賢いってことさ。知能があるってことなんだ。忍耐強いってことなのさ」

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「8月26日(日本時間8月27日)、自分の持てるすべてを出し尽くす。コナー(・マクレガー)、イージーなファイトにはならないぜ。覚えておくがいい、(マニー・)パッキャオはスゴいやつだった、カネロ(・アルバレス)も、シェーン・モズリーもスゴいやつらだった。やつらはみんな、殿堂入りするだろうボクサーばかりだ。だが、オレについてひとつ言えることがあるとしたら、オレは花崗岩のような硬いアゴを持ってるってことだ。これを覚えておけよ。そっちがそう来るなら、お前も同じように、受けなきゃいけないんだってことを」

決戦が近づくにつれ、メイウェザーはボクシングの試合で戦った経験のない29歳のマクレガーを、本気で相手にしないだろうと多くのファンが話している。その場を立ち去りつつ、メイウェザーはそんな人々の考えを蹴散らし、あるひとつの事のみを理解していると話した。

「ボクシングを21年間やってきて、オレは今回の対戦が、極めて深刻になるべきだと考えている。土曜にオレは本気にならないだろうと思っているヤツらに対して言うが、オレはこの対戦を極めて本気で戦うつもりだ。だが、つまるところ、オレにはひとつ分かっていることがある。『オレは戦える』ということだ。やってやれるし、受けることもできる。しかし、49勝0敗のオレにとって明らかに戦いを受けることはなく、“やってやる”、というだけだな」

 

Steven Muehlhausen

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Steven Muehlhausen is a contributing writer for DAZN News. He writes features and news stories, and provides analysis relating to the world of boxing. Over the past five years, he has interviewed some of the biggest names in combat sports, including Conor McGregor, Daniel Cormier, Terence Crawford, Vasiliy Lomachenko and Bill Goldberg.