パッキャオ、スパーリングパートナーに前座試合への出場を要請

Brendan Bradford

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シドニーのボクサー、ジョージ・カンボソスが海外で話題を集め続けている。そして彼はマニー・パッキャオが7月15日にマレーシアでルーカス・マティセーと対戦する、WBAウェルター級タイトルマッチの前座として試合することになる。

カンボソスは昨年パッキャオのキャンプに、スパーリングパートナーとして参加していた。5月には、第1ラウンドKOでアメリカデビューを飾った。 

11度目の世界タイトル獲得に向けたフィリピン人レジェンドボクサーのパッキャオは、スパーリングのため、カンボソスを迷うことなく呼び寄せた。 

39歳のパッキャオはとても感銘を受け、25歳のカンボソスに前座として試合に出てほしいと個人的に依頼をしたのだ。 

アメリカでの試合の後、シドニーに戻るところだった。その時、パッキャオと彼のチームから電話をもらった」カンボソスはフィリピンでのトレーニングキャンプでSporting Newsに対し、こう語った。 

「彼らはマティセーとの対戦に向けたスパーリングパートナーを探していて『飛行機のチケットを予約したから、こちらに来ないか』と言ってきた」 

「僕のコーチ、ジャスティン・フォーチュンがそこにいたんだ。だから僕は行くよ、と答えた。素晴らしい経験になるだろうと思ってね」 

「正しいことをしている。トレーニングで僕は彼に若いころのマニー・パッキャオを思い出させるんだ。ハングリー精神、激しさ、そして意思を持っていた。僕は彼と良い練習ラウンドができた。それが彼の望んでいたものだ」 

「最初のスパーリングセッションの後、マニーはこう言ったんだ。『君に前座として出てほしい。心からそうしてほしい。どうだろう?』とね」 

「僕はただ答えた。『僕は子供のころからあなたの試合に出るのが夢だった。それが実現するなら、僕はもちろん出る』」 

「翌日、それは実現した。これはマネジメントを通しての依頼ではなかったし、彼のマネジメントもコーチのジャスティン・フォーチュンも通してなかった。マニー自身から直接言われたことだった」

14戦無敗(8KO)のカンボソスは、ブランドン・オギルビーとクアミル・バーリに勝利している。そして彼は7月15日にはフィリピン人のJR・マグボー(17戦無敗)と対戦し、さらなる高みを目指し続ける。 

「彼はタフなフィリピン人選手だ。彼と対戦するのは大きなチャンスだ。彼は17勝している」カンボソスは語っている。 

「彼はリングでの自分の戦い方が分かっている。そしてこの対戦を前に僕らはとても興奮している」 

「このビッグカードについて、ビッグなコメントを発表するつもりだ。そしてその後もビッグマッチを求め続けるつもりだよ」 

カンボソスは当初ブリスベンで昨年7月に行われたパッキャオの、ホーン戦の前座を予定していた。しかし出産を間近に控えたパートナーとともに過ごすため、この試合を取りやめた。 

「メインの前の試合、もしくはその前の試合の予定だった。けれどパートナーが娘の出産を控えていたんだ。彼女はその試合の3日後に出産した。予定を過ぎていたよ」

「自分の子供の出産の際に離れていたくないと思い、決断した」 

「スパーリングパートナーとして別の国にいるのと、実際に試合に出場して、そのことで彼女にプレッシャーを与えることは、違うんだ」 

原文:Manny Pacquiao personally asked George Kambosos to fight on his undercard
翻訳:Ayako Hayashi

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Brendan Bradford