2018年冬季五輪のロシア参加可否、12月5日に決定

Bob Hille

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国際オリンピック委員会(IOC)は12月5日(日本時間6日)に、韓国の平壌で開催される2018年の冬季五輪へのロシアの参加可否を検討すると発表した。

IOCは12月の5日から6日(同6日から7日)までスイスのローザンヌで理事会を開き、2014年のソチ冬季五輪でロシアが国家ぐるみでドーピングと検査結果の操作を行なっていたという疑惑を捜査しているふたつの機関からの報告を、初日に受ける予定だ。

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「スイスのサミュエル・シュミット元大統領とIOCメンバーのデニス・オズワルドがそれぞれ指揮する機関の報告をもとに、2018年の平壌冬季五輪へのロシア選手の参加可否を決定する」と発表された。

理事会の決定は現地時間12月5日の午後7時半に発表される予定だ。

世界アンチ・ドーピング機関(WADA)はロシア反ドーピング機関がWADAの規定に達していないと判断し、処分を解除しない方針を発表している。しかし『タス通信社』によると、その方針は12月5日の決定には影響しないと、IOCのトーマス・バッハ会長がコメントしているようだ。

平壌冬季五輪は2月9日から25日まで開催される予定だ。

原文:IOC to decide Dec. 5 if Russia can participate in 2018 Winter Games

翻訳:大西玲央

Bob Hille

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Bob Hille, a senior content consultant for The Sporting News, has been part of the TSN team for most of the past 30 years, including as managing editor and executive editor. He is a native of Texas (forever), adopted son of Colorado, where he graduated from Colorado State, and longtime fan of “Bull Durham” (h/t Annie Savoy for The Sporting News mention).