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週の大半において、MLBチームの25歳外野手とのマイナー契約がニュースのヘッドラインになることはないが、金曜日のロイヤルズが発表した移籍の報道は、ほとんどの契約と異なるものだった。
タリク・エル・アブールは3歳で自閉症と診断され、話せるようになるまで3年かかった。マイナーリーグ契約を結んだ最初の選手であると考えられる彼は、ロイヤルズのファームチームに入っている。
We have signed outfielder Tarik El-Abour to a minor league contract. El-Abour has handled the challenges presented by autism now earning the opportunity to become a professional baseball player. His signing announcement coincides with tonight's Autism Awareness Night. pic.twitter.com/qzb7ACmXqm
— Kansas City Royals (@Royals) 2018年4月13日
<ロイヤルズのツイート>
外野手のタリク・エル・アブールとマイナーリーグ契約を締結しました。 タリク・エル・アブールは、プロの野球選手になる機会を獲得する自閉症の課題を解決しました。彼とサインしたと発表したのは、自閉症啓発の夜と一致します。
エル・アブールは、大学と独立リーグのエンパイアリーグでプレーした。彼は新人だった2016シーズンに打率.323を記録した。彼は、自閉症コミュニティで活動するロイヤルズの特別顧問レジー・サンダースの目に留まった。サンダーズには自閉症の弟がいる。エル・アブールはロイヤルズの延長春季トレーニングに参加している。
エル・アブールは知らせを母親・ナディアを通して知った。想像通り、とびっきり喜んだようだ。
「ナディアは部屋中を歩き回った、と私に言った」とサンダースはRoyals.comに語った。 「彼は起こっていることが信じられないと言い続けた。「私は今まで、野球をすることだけを望んでいた」と彼は続けた。ロイヤルズは、エル・アブールが次にプレーする場所は公表しなていない。ロイヤルズにはバーリントン(アパラチアンリーグ)とアイダホ・フォールズ(パイオニアリーグ)という2つのルーキーリーグを傘下に持つ。
原文:Royals sign player with autism to minor league contract
翻訳:Hiroshi Ito