多くの競馬ファンの注目を集めるG1レース。中央競馬では現在、24の重賞レースがG1に格付けされており、トップクラスの優駿たちによる激戦は必見だ。
ここでは、古馬長距離チャンピオン決定戦、第168回天皇賞(春)(G1)の開催概要・出走条件をまとめる。
2024年の天皇賞(春)の開催概要
- レース名称:第168回天皇賞(春)(G1)
- 日時:2024年4月28日(日)15:40発走予定
- 条件:4歳以上オープン(国際)(指定)定量(牡馬・セン馬58kg、牝馬56kg)
- コース:京都競馬場 3,200メートル(芝・右外)
- 本賞金:1着=2億2000万円、2着=8,800万円、3着=5,500万円、4着=3,300万円、5着=2,200万円
天皇賞(春)の出走条件・優先出走権・出走可能頭数(フルゲート)
最大出走可能頭数(フルゲート)は18頭。JRAは天皇賞(春)へ出走登録している馬を対象に近走成績や距離実績に基づいたレーティング順位を発表し、その上位5頭の登録馬には出走馬決定賞金額に関係なく優先して出走できる『優先出走権』が付与される。阪神大賞典(G2)と日経賞(G2)は天皇賞(春)の前哨戦に位置付けられており、同じ年にいずれかのレースで1着になっている馬にも優先出走権が与えられる。
地方競馬所属馬に関しては、同じ年の阪神大賞典または日経賞で2着以内になっている、もしくは出走馬決定賞金算出期間中に中央競馬および外国の芝のG1レースで1着になっている場合に、優先出走権が付与される。また、外国調教馬は天皇賞(春)への出馬投票を行なっていると優先出走権を得ることができる。
優先出走権を保持していない登録馬は出走馬決定賞金の額が多い順に出走が可能。同額の出走馬決定賞金で並んでいる複数の登録馬がいることでフルゲートを超過している場合は、それらの登録馬たちを対象に抽選が行われ出走馬が18頭に収まるよう決定される。また、天皇賞(春)の1着にはオーストラリア競馬最大のレース、メルボルンカップ(豪G1)への優先出走権が付与される。
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