【秋華賞2023】予想・分析。好走率の下がる3つの消し条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2023年10月15日、京都競馬場で秋華賞(GⅠ/芝2000m)が行われる。ドゥーラ、ハーパー、マスクトディーヴァ、モリアーナ、リバティアイランドらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

予想して馬券を買う上で、できるだけ点数を絞った方が回収率に繋がっていく。どんな馬を「消し」にすればいいのか。消し条件を洗い出すことで、馬券に不要な馬を削り、狙いたい馬によりフォーカスを当てて馬券を買うことができるだろう。

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今回は秋華賞の消し条件について分析していく。

■【予想】過去の傾向分析① 血統面

牝馬3冠レースの1つということもあり、ディープインパクト系やキングカメハメハ系産駒の成績が良い。このあたりは世代限定重賞でよく見られる傾向だ。

一方で相性の良くない血統もある。秋華賞と相性が悪い血統は、ルーラーシップ産駒とステイゴールド系だ。

ルーラーシップ産駒は過去10年の秋華賞で(0-0-0-5)。いずれも人気薄の馬ではあったが、そのうち4頭は京都開催でのもの。また、ステイゴールド系は(0-0-0-16)。こちらは上位人気での凡走も目立った。

今回も該当馬がおり、上位人気になりそうなマスクトディーヴァがルーラーシップ産駒。データ上は軽視や消しが良さそうだ。

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■【予想】過去の傾向分析② 前走成績

ここでは前走成績に注目する。もちろん前走成績が良いに越したことはなく、オークス直行組も基本的には成績が良い。前走トライアル好走組の好走も目立つ。

対して、前走6着以下の馬の巻き返しは少ない。過去10年の成績は(0-0-2-54)。基本的には軽視したい。さらに絞ると、その年の重賞で3着以内に入っていない馬の前走6着以下は過去10年で1頭も馬券に絡んでいない。

この条件の馬は消しで良いだろう。

■【予想】過去の傾向分析③ 生産地

今の日本競馬を引っ張るノーザンファーム生産馬の出走が多い。必然的に安平町が生産地の馬は多く、実際に成績が一番良いのも安平町だ。

その一方で秋華賞と相性の悪い生産地もある。それは、新冠町だ。

様々な生産牧場が存在する新冠町ではあるが、秋華賞では過去10年で(0-0-0-12)。人気薄の出走ばかりではあるが、穴でねらっている馬の生産地が新冠町だったら消しで良いだろう。

これらのデータに該当している馬が直ちに「消し」というわけではないが、注意は必要だ。消しデータをかき消すほど能力が抜きん出ていると判断するか、好走条件に合致しているかを見極めて馬券の購入につなげていく必要がありそうだ。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。