【日本ダービー2022】展望予想! 出走予定登録馬と人気、中心となる有力馬は?

Sporting News Japan Staff

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2022年5月29日、東京競馬場で東京優駿・日本ダービー(GI/芝2400m)が行われる。皐月賞馬ジオグリフ、同2着で昨年の東京スポーツ杯2歳ステークスの覇者イクイノックス、同3着で朝日杯フューチュリティステークスを制した2歳王者ドウデュースらが出走を予定。世代最強を決める一戦に22頭が出走登録を行なっている。

今回は日本ダービーの登録馬から勢力図を考察。人気の中心が予想される馬たちを中心に、レースを展望していく。

2022年東京優駿・日本ダービーの展望・人気・予想

中心になるのがクラシック初戦の皐月賞で上位に入った馬たちだ。

まずはジオグリフ。デビュー2連勝で札幌2歳ステークスを制した素質馬だ。続く2歳王者決定戦の朝日杯FSでは2番人気5着に敗れ、続く共同通信杯でも1番人気2着。人気を裏切るレースが続いたが、皐月賞を制してクラシックホースの仲間入りを果たした。今回も有力馬の1頭となる。

ただし断然の一番人気にはならない公算が大きい。

ジオグリフは札幌や中山といった小回りコースで勝利を上げている。一方、直線の長い共同通信杯や朝日杯FSでは人気を裏切った。また母のアロマティコは秋華賞3着馬。小回りコースの適正が高いと推察されることから、直線の長い東京替わりがプラスになるとは限らないからだ。

父ドレファンはアメリカの名血ストームキャットの系統で、ダートの短距離を中心に活躍。産駒からは芝・ダートともに勝ち馬が出ているが、ダートのほうが勝鞍が多い。芝の王道路線である東京芝2400mでは他にも適正が高い血統の馬がいることから、人気が分散される見込みとなっている。

代わりに上位人気に支持されそうなのが皐月賞2~4着馬だ。

まずは皐月賞2着馬のイクイノックス。東京芝1800mで行われる東スポ杯2歳Sを圧勝したことで高い評価を受けている。

同3着のドウデュースは2歳王者。皐月賞では後方からの競馬となり上がり最速の脚を繰り出しながら勝利には届かなかった。もっとも、それだけに広い東京コースに変わることがプラスになる可能性は高いと見られている。鞍上はダービー5勝ジョッキーの武豊騎手。6度目のダービー制覇を狙う名手がどう導くかも注目される。

そして4着のダノンベルーガも巻き返しを狙う1頭だ。新馬戦、2戦目の共同通信杯ともに東京コースで勝利。共同通信杯ではジオグリフを下している。この馬も東京コース替わりで浮上が期待できる一頭と言えそうだ。

この4頭が上位人気を形成すると予想される。

日本ダービーの日程、競馬場、コース、賞金

  • 日時:2022年5月29日(日曜)
  • レース:第2回東京競馬第12日 第89回東京優駿GI
  • 条件:3歳 オープン (国際)牡・牝(指定) 定量  
  • コース:2400メートル(芝・左)
  • 本賞金:20000, 8000, 5000, 3000, 2000万円

日本ダービー出走予定登録馬

※馬名 負担斤量

  • アサヒ 57
  • アスクビクターモア 57
  • アスクワイルドモア 57
  • イクイノックス 57
  • ヴェローナシチー 57
  • オニャンコポン 57
  • キラーアビリティ 57
  • コマンドライン 57
  • ジオグリフ 57
  • ジャスティンパレス 57
  • ジャスティンロック 57
  • セイウンハーデス 57
  • ダノンベルーガ 57
  • デシエルト 57
  • ドウデュース 57
  • ビーアストニッシド 57
  • ピースオブエイト 57
  • プラダリア 57
  • ポッドボレット 57
  • マテンロウオリオン 57
  • マテンロウレオ 57
  • ロードレゼル 57

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Sporting News Japan Staff

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。