【高松宮記念2023】調教動画から診断! 最終追い切りの評価は?

Sporting News Japan Staff

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2023年3月26日、中京競馬場で高松宮記念(GⅠ/芝1200m)が行われる。週中には美浦、栗東の各トレーニングセンターで出走予定馬たちが調教・最終追い切りを行った。

前走・シルクロードステークス(GⅢ)を制したナムラクレアを筆頭に、重賞6勝の実績誇るメイケイエール、4連勝中の上がり馬アグリ、今回が1年3ヶ月ぶりの復帰戦となるピクシーナイト、スプリントでの安定感が光るトウシンマカオらが出走を予定。各馬はどんな状態にあるのか。実力が拮抗している重賞レースだけに、当週のコンディション、状態によって着順は入れ替わってくることが予想される。

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馬券を買う上でも各馬の状態は重要なファクター。今回は上位人気が予想される馬を中心に最終追い切りの様子を振り返っていく。

■最終追い切り動画

▼【ナムラクレア】 長谷川浩大厩舎

3月22日 栗東・坂路コース 良

4F53秒3 - 3F38秒5 - 2F24秒4 - 1F12秒1

評価:B

単走。調教師が騎乗し馬なりのみの追い切りとなった。

軽めの追い切りとなったが素軽い走りで状態良好。前走からの上積みは感じられず強調材料は乏しいものの、あらかた状態は整っている。現状でどれだけやれるのか注目だ。

▼【メイケイエール】 武英智厩舎

3月22日 栗東・Cウッドチップコース 良

4F51秒9 - 3F35秒8 - 1F11秒4

評価:B−

単走。調教助手が騎乗し馬なりから終い重点の追い切りとなった。

追われてからの反応鋭く好タイムをマーク。状態は悪くなさそうだ。

課題は気性面か。追い切りでも口を割って走っておりレースでも気性面の悪さを露呈しないか心配。能力は非常に高い馬だけに気性面次第で好走することは可能に思えるが、人気馬にしては信頼しづらい印象を受ける。

当日のパドックでの気配や返し馬をしっかりと見てから判断するべき1頭だ。

▼【アグリ】 安田隆行厩舎

3月22日 栗東・坂路コース 良

4F53秒0 - 3F38秒5 - 2F24秒9 - 1F12秒4

評価:B+

単走。調教助手が騎乗し馬なりから終いに軽く追われた。

素軽い走りを披露し状態良好。軽めの追い切りとなったが1週前に攻めた追い切りを消化しており問題はなさそうだ。

前走の阪急杯から中2週ながらも疲労を全く感じさせず好調を維持。初のGⅠ挑戦となるが、仕上がりの良さから非常に期待できそうだ。

▼【ピクシーナイト】 音無秀孝厩舎

3月22日 栗東・坂路コース 良

4F52秒8 - 3F37秒9 - 2F24秒2 - 1F12秒0

評価:C

併せ馬。調教助手が騎乗し馬なりから終い重点の追い切りとなった。

追われてからの反応鈍く身体が重そうな印象。昨年時の追い切りと比較しても数枚見劣る仕上がりで良好途上のようだ。

今回が1年3ヵ月ぶりの復帰戦となるが、まずは無事に走り切って欲しい。能力が高い馬だけに現状でどこまでやれるか注目だ。

▼【トウシンマカオ】 高柳瑞樹厩舎

3月22日 美浦・南ウッドチップコース 良

6F81秒4 - 5F65秒3 - 4F51秒0 - 3F36秒6 - 1F11秒2

評価:B+

併せ馬。鮫島克駿騎手が騎乗し馬なりから終い重点の追い切りとなった。

前進気勢強く気合い乗り良好。追われてからの反応も鋭く状態は良さそうだ。

前走時と比較しても上積みを感じられる好仕上がり。GⅠレースの出走は3歳時以来となるが、良い結果の期待できそうな仕上がりで非常に楽しみだ。

■まとめ

混戦必死となりそうな今回の高松宮記念。昨年は3連単で200万円を超える高配当が飛び出したレースだが、混戦必死の今回も充分に波乱の余地がありそう。

主役不在のスプリント界に新たなヒーローは現れるのか。今後のスプリント界を見据えた上でも非常に注目のレースとなりそうだ。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。