2023年3月26日、中京競馬場で高松宮記念(GⅠ/芝1200m)が行われる。ナムラクレア、メイケイエール、アグリ、トウシンマカオ、ウインマーベルらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。
今回は高松宮記念の好走条件について分析していく。
予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。
今回は中京同コースで開催された過去8年のデータを参照する。
■【予想】過去の傾向分析① 人気
高松宮記念は過去8年で、11番人気以下の馬は、79頭いるが、馬券に絡んだのは3頭のみだ。
安定感という点から中心となる馬は、やはり10番人気以上の馬から選ぶのがよさそうだ。
■【予想】過去の傾向分析② 馬番
高松宮記念は極端な馬番が不利な傾向が目立つ。具体的には最内、大外に該当する馬番1、18番は、過去10年で1頭も馬券に絡んでいない。
極端な馬番は大幅な割引が必要と考え、中心となる馬は馬番1、18番以外の馬から選びたい。
■【予想】過去の傾向分析③ 前走人気
過去10年の高松宮記念で馬券に絡んだ30頭中、26頭は前走5番人気以上に支持されていた。前走の人気が6番人気以下だった馬は、割引が必要といえる。
過去データから前走6番人気以下の馬は、馬券に絡まない可能性が高いと考える。中心となる馬は、前走5番人気以上の馬から選びたい。
■【予想】過去の傾向分析④ 前走着順
また、過去10年馬券に絡んだ30頭中、前走2桁着順から本番で馬券に絡んだ馬は2頭のみ。残りの28頭は前走9着以上の成績だった。
直近の勢いという点で、中心となる馬は最低でも前走9着以上の成績を残した馬から選びたい。
■【予想】過去の傾向分析⑤ 年齢
最後に、高松宮記念では近年高齢馬は苦戦傾向にある。具体的には、過去10年で7歳以上の馬は52頭出走しているが、馬券に絡んだのは2頭のみだ。
過去データから高齢馬は不利と考え、中心となる馬は6歳以下の馬から選ぶようにしたい。
■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?
他にも「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……
(9-7-7-35)
勝率15% 複勝率39%
単勝回収率174% 複勝回収率134%
優秀な成績となっている。
今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。
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