【高松宮記念2023】予想・分析。好走率の下がる3つの消し条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2023年3月26日、中京競馬場で高松宮記念(GⅠ/芝1200m)が行われる。メイケイエール、ナムラクレア、ピクシーナイトらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

予想して馬券を買う上で、できるだけ点数を絞った方が回収率に繋がっていく。どんな馬を「消し」にすればいいのか。消し条件を洗い出すことで、馬券に不要な馬を削り、狙いたい馬によりフォーカスを当てて馬券を買うことができるだろう。

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今回は高松宮記念の消し条件について分析していく。

■【予想】過去の傾向分析① 人気

近年は荒れやすい高松宮記念ではあるが、上位人気馬が安定していないだけで、11番人気以下の馬券圏内の食い込みは過去10年で3回。確率からしたら、やはり狙いにくい。

そして、11番人気以下の食い込みで馬券になったのは、2019年12番人気2着のセイウンコウセイ、2019年17番人気3着のショウナンアンセム、そして昨年17番人気3着のキルロード。12番人気が1頭、17番人気が2頭馬券に絡んでいる。

■【予想】過去の傾向分析② 馬体重

短距離戦は馬体の大きい馬の方が有利だ。人間でもそうだが、スプリンターは筋肉質なムキムキな体で、マラソンランナーは細身であることが一般的だ。

高松宮記念の過去10年の馬体重傾向だが、当日馬体重が460㎏未満だった馬は、2014年1番人気3着だったストレイトガール(454㎏)しか馬券に絡んでいない。ストレイトガール自身はその後GⅠ3勝する名牝となったが、そのような馬でも3着までが実情だ。

したがって基本的に460㎏未満の馬は消しで良いだろう。

■【予想】過去の傾向分析③ 前走レース

以前はGⅢの阪急杯、最近ではオーシャンステークスの成績が良い高松宮記念。そんな中で、過去10年で一度も馬券に絡んでいないレースがある。今年は中京芝1200mで行われたシルクロードステークス(GⅢ)だ。

2020年、2021年のデータではあるが、中京芝1200m組からの成績が(0-0-0-7)で、いずれもシルクロードSからの転戦組。昨年も2番人気のメイケイエールが2番人気で5着と敗れた。

今年のシルクロードSは勝ち時計が速く、レベルは高そうに見える。それでも過去の傾向的には買いにくいところだが、果たしてどうなるのだろうか。

これらのデータに該当している馬が直ちに「消し」というわけではないが、注意は必要だ。消しデータをかき消すほど能力が抜きん出ていると判断するか、好走条件に合致しているかを見極めて馬券の購入につなげていく必要がありそうだ。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。