【阪神カップ2022】予想・分析。好走率35%、単勝回収率約204%の条件とは?

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2022年12月24日、阪神競馬場で阪神カップ(GⅡ/芝1400m)が行われる。グレナディアガーズ、ダイアトニック、トゥラヴェスーラ、バスラットレオン、ロータスランドらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回は阪神カップの好走条件について分析していく。

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■【予想】過去の傾向分析①:血統面

ミスタープロスペクター内包馬の活躍が目立つ。サンデーサイレンス系、ノーザンダンサー系ではなく、ミスタープロスペクター系の血が入っていると一気に好走が上がっている。ミスタープロスペクター系でもファピアノ系やキングマンボ系などがあるが、特に限定はされていない。

また、速力に長けているIn Reality内包馬の成績も良い。このあたりの馬が血統表にある場合は狙ってみてい良いだろう。

■【予想】過去の傾向分析②:レース間隔

中2週以下の馬の成績が(0-0-1-30)と。まずは中3週以上空いていた方が良い。中でも、中4~中8週のレンジの馬は(5-7-7-60)と優秀な成績だ。中3週以上であれば良さそうだが、特に注目するのは中4~中8週のあたりの馬といえそうだ。

■【予想】過去の傾向分析③:前走距離

距離延長組の成績は(2-3-1-49)であるのに対し、距離短縮組の成績は(7-6-7-56)。率で換算しても2.5倍は距離短縮組の方が良い。主に距離短縮組はマイルチャンピオンシップからの転戦組が多い。GⅠでもまれている馬が強さを発揮しやすいのだろう。前走と同じ距離だった馬も、複勝率は11%で、距離延長組より良くない。

前走マイルCS組を含めた、距離短縮組を狙ってみたい。

■【予想】過去の傾向分析④:前走脚質

当日の脚質はどのタイプでも来ている。だが前走に目を向けると、極端な脚質よりも番手で先行していたり、中団待機で差しに構えたりした馬の成績が良い。先行と差しでは大きな差がないのだが、先行の方がやや良く、(6-4-2-26)。複勝率は30%を超える。

より良いのは前走で、番手で先行した馬、差しに構えても4コーナー10番手以内の馬が良いだろう。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「半年以上の休み明け」や、「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(3-2-1-11)
勝率17.6% 複勝率35.3%
単勝回収率204% 複勝回収率98%

成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。