【関屋記念2022】予想・分析。好走率80%、回収率約250%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2022年8月14日、新潟競馬場で関屋記念(GⅢ/芝1600m)が行われる。イルーシヴパンサー、ダノンザキッド、スカイグルーヴ、ウインカーネリアン、ザダルらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回は関屋記念の好走条件について分析していく。

予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析①:人気

関屋記念は3連単10万円越えの年が過去10年で2回あるが、1番人気の複勝率は80%と安定している。逆に11番人気以下の極端な人気薄は厳しい結果となっている。

実際に過去10年の11番人気以下は1頭も馬券に絡んでいない。基本的に超人気薄が馬券に絡みづらいレースと考え、10番人気以内の馬から馬券を組み立てていくのがよさそうだ。

※以降のデータはすべて11番人気以下の人気薄を除外して集計。10番人気以内にのみ絞って考察

■【予想】過去の傾向分析②:前走

臨戦過程は重要な要素で、前走が重賞かそれ以外かで成績に大きな差がある。

前走が重賞以外の馬の成績は(2-0-3-17)、複勝率29%。対して前走が重賞の馬は(8-10-7-53)、複勝率47%となっている。勝ち馬の数だけでなく、複勝率も高い。

上がり馬や前走OP特別などを使った馬は割引が必要だ。

■【予想】過去の傾向分析③:枠

関屋記念は枠順の有利不利の激しいレースだ。

中でも外目の7~8枠の馬の成績が優秀。過去10年で(7-5-1-14)、複勝率は48%、非常に良い成績となっている。

中心となる馬は7~8枠から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析④:血統

血統からは、父ディープインパクト産駒が4勝でトップだが、それ以上に母父ノーザンダンサー系の活躍が目立つ。

過去10年で父ディープインパクト産駒は(4-2-1-14)、複勝率30%だが、母父ノーザンダンサー系は(8-6-4-25)、複勝率41%。関屋記念では母父ノーザンダンサーに注目だ。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「半年以上の休み明け」や「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(5-3-0-2)

勝率50% 複勝率80%

単勝回収率297% 複勝回収率192%

非常に優秀な成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。