【菊花賞2022】予想・分析。好走率100%、複勝回収率約360%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2022年10月23日、阪神競馬場で菊花賞(GⅠ/芝3000m)が行われる。ガイアフォース、アスクビクターモア、ジャスティンパレス、ボルドグフーシュ、ヴェローナシチーらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回は菊花賞の好走条件について分析していく。

予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析①:人気

菊花賞は過去10年で、3連単10万円以上が2回。穴馬の好走も多く、波乱含みの傾向が強いレースだ。

ただ11番人気以下の馬は過去10年で80頭いるが、1頭しか馬券に絡んでいない。中心となる馬はやはり10番人気以上の馬から選ぶのがよさそうだ。

※以降のデータはすべて11番人気以下の人気薄を除外して集計。10番人気以内にのみ絞って考察

■【予想】過去の傾向分析②:前走着順

菊花賞は過去10年では、前走3着以内だった馬と、そうでない馬とで成績に大きな差がある。

具体的には、前走3着以内だった馬の成績は(9-9-7-44)複勝率36%だが、前走4着以下だった馬の成績は(1-1-2-27)複勝率12%だ。

前走4着以下だった馬は馬券に絡まない可能性が高いと考え、中心となる馬は前走3着以内の馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析③:前走末脚

菊花賞では過去10年、前走で上がり3ハロン(F)のタイムが3位以内だった馬と、そうでない馬とで成績に大きな差がある。

具体的には、前走上がり3F3位以内だった馬の成績は(8-7-8-39)複勝率37%だが、前走上がり3Fが3位未満の馬の成績は(2-3-1-32)複勝率15%だ。

中心となる馬は、前走上がり3F3位以内だった馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析④:血統

菊花賞は父ロベルト系の産駒の成績が(1-3-2-5)複勝率54%。勝ち馬こそ少ないものの、複勝率はかなり優秀な成績となっている。

中心となる馬は父ロベルト系の馬から選びたい。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「半年以上の休み明け」や「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(1-2-2-0)
勝率20% 複勝率100%
単勝回収率32% 複勝回収率364%

単勝回収率は低いが、複勝率は非常に優秀な成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。