【秋華賞2022】予想・分析。好走率54%、回収率約130%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2022年10月16日、阪神競馬場で秋華賞(GⅠ/芝2000m)が行われる。牝馬三冠を狙うスターズオンアースのほか、スタニングローズ、アートハウス、ナミュール、ウォーターナビレラらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回は秋華賞の好走条件について分析していく。

予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析①:人気

秋華賞は過去10年で、馬連の万馬券は無く、3連単10万円以上が1回と、やや本命傾向が強いレースだが、3連複は5回万馬券決着となっており、3着までを対象にすると、人気薄の好走も期待できる。

ただ11番人気以下の馬は、75頭中1頭しか馬券に絡んでおらず、中心となる馬はやはり10番人気以上の馬から選ぶのがよさそうだ。

※以降のデータはすべて11番人気以下の人気薄を除外して集計。10番人気以内にのみ絞って考察

■【予想】過去の傾向分析②:前走人気

秋華賞は過去10年では、前走が5番人気以上に支持されていた馬と、そうでない馬とで成績に大きな差がある。

具体的には、前走5番人気以上に支持されていた馬の成績は(10-9-7-51)で複勝率33%。一方前走6番人気だった馬の成績は、(0-1-2-21)複勝率12%だ。

前走人気薄だった馬は、馬券に絡まない可能性が高いと考えて、中心となる馬は、前走5番人気以上に支持されていた馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析③:前走着順

秋華賞では過去10年で前走が6着以下に敗れた馬と、そうでない馬とで成績に大きな差がある。

具体的には、前走5着以内だった馬の成績は(10-10-8-52)で複勝率35%。前走が6着以下だった馬の成績は(0-0-1-20)で複勝率4%となっている。

秋華賞は、前走で大きく負けた馬の巻き返しは期待しにくいレース。中心となる馬は、前走5着以内だった馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析④:血統

秋華賞は父ディープインパクト産駒が(5-5-2-20)複勝率37%、優秀な成績となっている。

また父ディープインパクト産駒の種牡馬も、過去に5頭出走し2着1回、4着1回と、成績は悪くない。

中心となる馬は父ディープインパクト系から選びたい。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「半年以上の休み明け」や「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(5-5-2-10)
勝率22% 複勝率54%
単勝回収率134% 複勝回収率123%

優秀な成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。