【福島記念2022】出走予定馬が発表! 予想オッズの上位、人気の中心となる出走馬は?

Sporting News Japan Staff

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2022年11月13日、福島競馬場で福島記念(GⅢ/芝2000m)が行われる。JRAの発表によると、京成杯(GⅢ)優勝の3歳馬オニャンコポン、昨年の3着馬アラタ、中京記念(GⅢ)を制したベレヌス、前走・オクトーバーステークス(L)を勝利したゴールドスミスら19頭が出走登録を行っている。

今回は福島記念の登録馬から勢力図を考察。予想オッズの上位となり人気を集めそうな有力馬を中心に、レースを展望していく。

■2022年福島記念の展望・人気・予想

3歳馬オニャンコポンが古馬撃破を目指す。

今年1月の京成杯では、鋭い末脚で勝利を収めて重賞初勝利を飾った。その後、皐月賞(GⅠ)6着、ダービー(GⅠ)8着と春のクラシックは結果を残せず。夏を休養に当てて挑んだ前走のセントライト記念(GⅡ)は好位でレースを進めるも、最後は伸びを欠き7着に敗れている。ここまで3勝しているが、全て芝2000m戦であったことから、芝2200mのセントライト記念はやや距離が長かったことが敗因と推察される。今回は得意の芝2000m。実力を発揮して、古馬を一蹴する可能性は十分だ。

アラタは昨年の3着の雪辱を果たして重賞初制覇なるか。

昨年は破竹の4連勝から同競走へ挑んだ。レースはパンサラッサが逃げる展開となり、直線は上がり3ハロン(F)最速の末脚で追い上げるも届かず3着。今年に入り4戦しているが、馬券圏内に入れていない。しかし、前走の札幌記念(GⅡ)では豪華メンバーの中12番人気の低評価を覆し4着と、復調の気配を見せた。昨年の雪辱を果たし、重賞初勝利を飾りたいところだろう。

ベレヌスは重賞2勝目を狙う。

前々走の中京記念で逃げ切り勝ちを収め重賞初勝利。前走の京成杯オータムハンデ(GⅢ)では1番枠から好スタートを決めハナを切ったが、すぐにミッキーブリランテに捲られ先頭を譲る形となった。直線では粘り腰を見せたものの5着。今回は約1年ぶりの芝2000m戦に臨む。自分の形に持ち込めるかが好走のポイントになるだろう。

ゴールドスミスは3走前の阿武隈ステークス(3勝クラス)を勝利し、8歳にしてオープンクラス入りを果たした。前走のオクトーバーSでは後方待機策から、上がり3F最速の脚で差し切り勝ち。過去のオクトーバーS勝ち馬は福島記念と相性が良い。昨年のパンサラッサが勝利、一昨年のテリトーリアルは3着。ゴールドスミスにとって追い風となるデータだ。

以下、昨年の宝塚記念(GⅠ)の2着馬ユニコーンライオン、前々走の中京記念で10番人気2着と衰えを見せていない6歳馬カテドラル、府中牝馬ステークス(GⅡ)4着からの巻き返しを図るサトノセシルらが、伝統の中距離ハンデ重賞に集結する。

■福島記念の日程、競馬場、コース

2022年11月13日(日曜) 3回福島4日
第58回福島記念GⅢ
3歳以上    オープン(国際)(特指)ハンデ
コース:2,000メートル(芝・右)
本賞金:4300,1700,1100,650,430万円

■福島記念の出走予定登録馬一覧

※馬名、性齢、調教師名 

アドマイヤアルバ    セ7    堀内岳志(美浦)
アラタ    牡5    和田勇介(美浦)
ヴァンケドミンゴ    牡6    藤岡健一(栗東)
エフェクトオン    牡6    久保田貴士(美浦)
オニャンコポン    牡3    小島茂之(美浦)
カテドラル    牡6    池添学(栗東)
コスモカレンドゥラ    牡6    田中博康(美浦)
ゴールドスミス    セ8    高柳瑞樹(美浦)
サトノエルドール    牡6    国枝栄(美浦)
サトノセシル    牝6    堀宣行(美浦)
シャムロックヒル    牝5    佐々木晶三(栗東)
シンハリング    牝5    国枝栄(美浦)
トラストケンシン    牡7    高橋文雅(美浦)
パトリック    牡6    岡田稲男(栗東)
フィオリキアリ    牝5    清水久詞(栗東)
フォワードアゲン    セ5    中野栄治(美浦)
ベレヌス    牡5    杉山晴紀(栗東)
ユニコーンライオン    牡6    矢作芳人(栗東)
ロザムール    牝6    上原博之(美浦)

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。