【神戸新聞杯2022】出走予定馬が発表! 予想オッズの上位、人気の中心となる出走馬は?

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2022年9月25日、中京競馬場で神戸新聞杯(GⅡ/芝2200m)が行われる。JRAの発表によると、青葉賞(GⅡ)を制し日本ダービー(GⅠ)5着のプラダリア、善戦が続くヴェローナシチー、京都新聞杯(GⅡ)の覇者アスクワイルドモア、スプリングステークス(GⅡ)を逃げ切り勝ちしたビーアストニッシドら17頭が菊花賞(GⅠ)トライアルの同レースに出走登録を行っている。

今回は神戸新聞杯の登録馬から勢力図を考察。予想オッズの上位となり人気を集めそうな有力馬を中心に、レースを展望していく。

■2022年神戸新聞杯の展望・人気・予想

ダービー5着と好走したプラダリアがGⅠ奪取に向けて前哨戦を迎える。

ダービーは先行策から直線しぶとく脚を伸ばし5着。同馬以外は1~10着まで皐月賞組であり、力があるところを見せた。未勝利戦や青葉賞のように、直線では末脚を発揮し確実に伸びてくる。先週の競馬は3日間開催で、月曜日は台風により芝の馬場状態は不良で開催。さらに秋の中京開催3週目を迎え、馬場の悪化が予想される。同馬は3月の未勝利戦で重馬場の中、上がり3ハロン最速の脚で後続に7馬身差をつけて圧勝。荒れた馬場でも対応できると考える。ここで良い結果を残して、大目標の菊花賞に向けて弾みをつけたい。

アスクワイルドモアはダービー12着からの立て直しなるか。

5月に中京で行われた京都新聞杯では、同レース出走予定のヴェローナシチーとの叩き合いを制して重賞初勝利。勝ちタイムの2分9秒5は当時の日本レコードタイムだった。続くダービーは中団からレースを進めるが、直線で伸びることなく12着に敗退。レコード決着の反動があったことも敗因と推察される。今回はダービー以来の出走となり、リフレッシュした状態で挑む。重賞勝利した舞台で2度目のタイトル奪取を狙う。

堅実な走りを続けているヴェローナシチーは重賞初制覇を狙う。

同馬は全レースで上がり3F3位以内の脚を見せていて、重賞を含め(1-3-3-0)の戦歴。大崩れしていない。鞍上予定の団野大成騎手と佐々木昌三調教師のコンビは、同コースで行われた2021年日経新春杯をショウリュウイクゾで制している。同馬も同コースで行われた京都新聞杯で2着に入っており、人馬ともに相性の良い舞台と言えるだろう。

ビーアストニッシドはスプリングSで逃げ切り勝ちを収めている。春のクラシックは皐月賞11着、ダービー10着と見せ場なく終わった。今回はスプリングS以来の騎乗となる岩田康誠騎手が鞍上を予定している。再び積極果敢な戦法で好走なるか注目だ。

ボルトグフージュは4戦連続で上がり3ハロン(F)最速の脚を繰り出している。直近2走は芝2200mに出走しており、京都新聞杯3着、一宮特別(2勝クラス)1着と好走。距離経験をアドバンテージに初の重賞タイトル奪取を目指す。

以下、昨年のホープフルステークス(GⅠ)2着馬ジャスティンパレス、前走・ラジオNIKKEI賞(GⅢ)3着のサトノヘリオス、2戦2勝のパラレルヴィジョン、三冠馬コントレイルの全弟サンセットクラウドら、菊花賞への切符をかけて、春のクラシック出走組と夏の上がり馬達が集結した。

■神戸新聞杯の日程、競馬場、コース

2022年9月25日(日曜) 5回中京7日
第70回神戸新聞杯GⅡ
3歳オープン(国際)牡・牝(指定)馬齢
コース:2,200メートル(芝・左)
本賞金:5400,2200,1400,810,540万円

■神戸新聞杯の出走予定登録馬一覧

※馬名、負担斤量、性齢、調教師名 

アイキャンドウイッ 56.0 牡3 池江泰寿(栗東)
アスクワイルドモア 56.0 牡3 藤原英昭(栗東)
ヴェローナシチー 56.0 牡3 佐々木晶三(栗東)
コントゥラット 56.0 牡3 吉岡辰弥(栗東)
サトノヘリオス 56.0 牡3 友道康夫(栗東)
サンセットクラウド 56.0 牡3 矢作芳人(栗東)
ジャスティンパレス 56.0 牡3 杉山晴紀(栗東)
ジュンブロッサム 56.0 牡3 友道康夫(栗東)
パラレルヴィジョン 56.0 牡3 国枝栄(美浦)
ビーアストニッシド 56.0 牡3 飯田雄三(栗東)
プラダリア 56.0 牡3 池添学(栗東)
ボルドグフーシュ 56.0 牡3 宮本博(栗東)
ミスターホワイト 56.0 牡3 矢作芳人(栗東)
メイショウラナキラ 56.0 牡3 南井克巳(栗東)
ヤマニンゼスト 56.0 牡3 千田輝彦(栗東)
リカンカブール 56.0 牡3 田中克典(栗東)
レヴァンジル 56.0 牡3 堀宣行(美浦)

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。