【神戸新聞杯2022】予想・分析。好走率45%、複勝回収率約118%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2022年9月25日、中京競馬場で神戸新聞杯(GⅡ/芝2200m)が行われる。プラダリア、パラレルヴィジョン、ヴェローナシチー、アスクワイルドモア、サトノヘリオスらが菊花賞(GⅠ)に出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回は神戸新聞杯の好走条件について分析していく。

予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析①:人気

神戸新聞杯は阪神開催も含む過去10年で1番人気馬が8回馬券に絡んでおり、1番人気が絡まなくても2番人気が馬券に絡むなど、人気サイドの決着のイメージが強い。

逆に11番人気以下の馬は41頭中馬券に絡んだのは1頭のみだ。

馬券の中心となる馬は、最低でも10番人気以内の馬から選ぶのがよさそうだ。

※以降のデータはすべて11番人気以下の人気薄を除外して集計。10番人気以内にのみ絞って考察

■【予想】過去の傾向分析②:馬体重

過去10年で馬券に絡んだ馬は、全て馬体重が460㎏以上あった。

逆に馬体重が460㎏未満の馬は、過去10年で1頭も馬券に絡んでいない。

3歳限定重賞の同レースにおいて馬体は重要のファクターと考え、中心となる馬は馬体重が460㎏以上の馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析③:前走末脚

過去10年で前走の末脚が上位3位以上の馬と、それ未満の馬とで複勝率に大きな差がある。

具体的には前走上がり3ハロン(F)のタイムが3位以上の馬の成績は(7-4-7-30)複勝率37%。一方で上がり3Fが3位未満の馬の成績は(3-6-2-41)複勝率21%だ。

前走の上がり3F上位3位以内に入っていた馬を重視したい。

■【予想】過去の傾向分析④:臨戦過程

神戸新聞杯は菊花賞トライアルのため、ダービー組の活躍が目立つ。ダービー組以外ではローテーションが重要だ。

特に春を早めに休養したのちに夏競馬で1戦し、このレースに休養明け2戦目で臨む馬は、過去10年で13頭出走。そのうち馬券に絡んだのは1頭のみだ。

過去の成績から今回で休養明け2戦目となる馬以外から選びたい。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「半年以上の休み明け」や「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(7-4-6-20)
勝率18% 複勝率45%
単勝回収率50% 複勝回収率118%

非常に優秀な成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。