2023年4月16日、中山競馬場で皐月賞(GⅠ/芝2000m)が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。ファントムシーフ、ソールオリエンス、フリームファクシ、トップナイフらが出走を予定しているが、果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか。
各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。
■皐月賞の日程、競馬場・コース
2023年4月16日(日曜) 3回中山8日
第83回皐月賞GⅠ
3歳オープン(国際)牡・牝(指定)定量
コース:2,000メートル(芝・右)
■最新予想オッズ・想定人気
1番人気 ファントムシーフ 3.6倍
2番人気 ソールオリエンス 3.6倍
3番人気 フリームファクシ 7.6倍
4番人気 トップナイフ 7.8倍
5番人気 タッチウッド 8.9倍
6番人気 ベラジオオペラ 9.8倍
7番人気 タスティエーラ 11.4倍
8番人気 ダノンタッチダウン 15.0倍
9番人気 シャザーン 22.5倍
10番人気 マイネルラウレア 30.6倍
11番人気 ホウオウビスケッツ 34.6倍
12番人気 ショウナンバシット 70.5倍
13番人気 ウインオーディン 94.4倍
14番人気 グリューネグリーン 119.6倍
15番人気 グラニット 146.9倍
16番人気 ワンダイレクト 148.2倍
17番人気 メタルスピード 163.2倍
18番人気 ラスハンメル 171.9倍
19番人気 セブンマジシャン 181.6倍
20番人気 メイテソーロ 279.1倍
■オッズ・人気予想考察
ファントムシーフがC.ルメール騎手とコンビ継続で頂点を狙う。
前走の共同通信杯(GⅢ)を制覇し、直行で皐月賞に挑む。2012年のゴールドシップを皮切りに、共同通信杯を制して直行した馬が皐月賞4勝。相性抜群のローテーションも人気の一因だ。ハービンジャー産駒は(0-1-0-5)と決して良い成績とは言えないが、上位人気で出走したのは2017年に4番人気2着のペルシアンナイトのみ。相性が悪いとは言い切れない。鞍上予定のC.ルメール騎手は7年連続で掲示板を確保。継続騎乗の強みを活かしてGⅠタイトル奪取を目指す。
ソールオリエンスがGⅠで能力の高さを証明できるか。
1月に行われた京成杯(GⅢ)の覇者。2戦2勝で重賞制覇し、素質の高さが注目されている。父ディープインパクトの半兄ヴァンドギャルドは、富士ステークス(GⅢ)勝ちやドバイターフ(GⅠ)で2・3着と海外GⅠでも結果を残している。同馬はキタサンブラック産駒。キタサンブラックは現役時代、皐月賞3着と好走。種牡馬としてもイクイノックスが昨年2着に入り、その後国内外のGⅠで3勝を挙げる活躍を続けている。兄のヴァンドギャルド、同父のイクイノックスのような飛躍を期待され、人気を集めていると推察される。
3連勝の勢いでGⅠタイトル獲得を狙うフリームファクシにも注目が集まる。
前走・きさらぎ賞(GⅢ)で重賞初勝利を飾った。レースは好スタートを決めて2番手を追走。1コーナーで立ち上がるシーンがあり、その後も鞍上の川田将雅騎手が手綱を抑え折り合いに専念した。直線では早め先頭に立ち、2着に入ったオープンファイアの追撃を抑えた。メンバーが強化される今回は、折り合いが好走のポイントと言えるだろう。鞍上には今週から短期免許を取得して来日するD.レーン騎手が予定されている。世界の名手が来日早々、旋風を巻き起こすか注目だ。
トップナイフは出走予定馬中最多の8戦を消化している。直近2戦はGⅠ・ホープフルステス、GⅡ・弥生賞ディープインパクト記念と強敵揃いの中山芝2000m戦で2着に好走しており、経験値の高さがアドバンテージとなるだろう。鞍上予定の横山典弘騎手は6戦連続のコンビ。大阪杯(GⅠ)で武豊騎手が達成したJRA・GⅠ最年長勝利記録超えに挑む。
以下、共同通信杯で出遅れながらも先手を奪い2着に粘り込んだタッチウッド、無傷の3連勝でスプリングステークス(GⅡ)を制したベラジオオペラ、弥生賞を制したタスティエーラらが続く形だ。
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