【毎日王冠2022】予想・分析。好走率54%、回収率約110%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2022年10月9日、東京競馬場で毎日王冠(GⅡ/芝1800m)が行われる。サリオス、レイパパレ、ダノンザキッド、ポタジェ、ノースブリッジらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回は毎日王冠の好走条件について分析していく。

予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析①:人気

毎日王冠は過去10年で、3連単10万円以上が2回と、波乱含みの傾向が強いレースだが、近年は4年連続1番人気が馬券に絡んでいる。

また11番人気以下の馬は、26頭中3頭しか馬券に絡んでおらず、中心となる馬はやはり10番人気以上の馬から選ぶのがよさそうだ。

※以降のデータはすべて11番人気以下の人気薄を除外して集計。10番人気以内にのみ絞って考察

■【予想】過去の傾向分析②:前走人気

毎日王冠は過去10年、前走が5番人気以上に支持されていた馬と、そうでない馬で成績に大きな差がある。

具体的には、前走5番人気以上に支持されていた馬の成績は(10-4-7-40)複勝率34%だが、前走6番人気以下の成績は(1-4-2-36)複勝率16%だ。

前走人気薄で勝った馬は馬券に絡まない可能性が高いと考えて、中心となる馬は前走5番人気以上に支持されていた馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析③:前走着順

毎日王冠では過去10年、前走で5着以内に好走した馬が、好成績を上げている。

具体的に前走5着以内だった馬の成績は(9-6-8-35)複勝率39%。前走が6着以下に敗れた馬の成績は(1-2-1-38)複勝率9%だ。

中心となる馬は、前走5着以内だった馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析④:馬齢

毎日王冠は3~5歳までの若い馬の活躍が目立つレースだ。

具体的には3~5歳までの馬の成績が(9-5-8-47)複勝率31%で、6歳以上の馬の成績が(1-3-1-26)複勝率16%と、成績に大きな差がある。

中心となる馬は3~5歳の若い馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析⑤:馬番

毎日王冠は東京開幕週のため、外枠の馬が不利なレースだ。

具体的には馬番10番よりも内か外かで成績に大きな差があり、10番より内の馬の成績は(9-7-9-55)複勝率31%だが、11番よりも外の馬の成績は(1-1-1-33)複勝率13%だ。

外目の馬は不利と考え、馬番11番以降の馬は割り引きたい。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「半年以上の休み明け」や「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(8-3-6-14)
勝率25% 複勝率54%
単勝回収率114% 複勝回収率109%

優秀な成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。