【桜花賞2023】予想・分析。好走率40%、回収率約120%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2023年4月9日、阪神競馬場で桜花賞(GⅠ/芝1600m)が行われる。リバティアイランド、ライトクオンタム、ハーパー、ドゥアイズ、コナコーストらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回は桜花賞の好走条件について分析していく。

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予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析① 人気

桜花賞は過去10年で11番人気以下に支持された馬は78頭いるが、馬券に絡んだのは2013年のプリンセスジャック1頭のみだ。

極端な人気薄は厳しいと考え、中心となる馬は、やはり10番人気以上の馬から選ぶのがよさそうだ。

■【予想】過去の傾向分析② 前走

桜花賞では過去10年、前走チューリップ賞組を除き、前走3着以下から巻き返した馬は2019年のグランアレグリア1頭のみ。チューリップ賞組以外は、前走連対が最低条件といえる。

さらに、前走重賞以外を使った馬で馬券に絡んだのは、2020年のデアリングタクト1頭のみだ。前走が重賞以外を使った馬は、着順を問わず割引が必要だろう。

中心となる馬は、前走チューリップ賞組を除き、前走重賞レースで2着以内だった馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析③ 前走チューリップ賞

巻き返しが期待できるチューリップ賞組だが、こちらは前走着順よりも、前走の人気に注目したい。

具体的には、チューリップ賞で5番人気以下に支持された馬の中で、本番桜花賞で馬券に絡んだ馬は過去10年で3頭しかいない。チューリップ賞組を狙うのであれば、前走4番人気以上に支持されていた馬を狙うのが望ましい。

チューリップ賞組を狙う場合、前走人気薄だった馬は割引が必要と考え、中心となる馬はチューリップ賞で4番人気以上に支持されていた馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析④ 出走キャリア

桜花賞では本番までの出走キャリアが2戦以下の馬は、過去10年で8頭いる。馬券に絡んだのは2020年のデアリングタクト1頭のみ。

GⅠレースの大舞台ということで、経験の浅い馬は不利な傾向があると考えてよいだろう。

中心となる馬は、本番までの出走キャリアが、最低でも3戦以上ある馬から選ぶようにしたい。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(7-10-8-37)
勝率11% 複勝率40%
単勝回収率127% 複勝回収率117%

優秀な成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。