2023年2月5日、東京競馬場で東京新聞杯(GⅢ/芝1600m)が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。ナミュール、ジャスティンカフェ、ピンハイ、ウインカーネリアン、インダストリアらが出走を予定しているが、果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか?
各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。
■東京新聞杯の日程、競馬場・コース
2023年2月5日(日曜) 1回東京4日
第73回東京新聞杯GⅢ
4歳以上 オープン (国際)(特指) 別定 コース:1,600メートル(芝・左)
■最新予想オッズ・想定人気
1番人気 ナミュール 2.0倍
2番人気 ジャスティンカフェ 2.6倍
3番人気 ピンハイ 7.8倍
4番人気 ウインカーネリアン 14.4倍
5番人気 インダストリア 15.5倍
6番人気 プレサージュリフト 20.6倍
7番人気 マテンロウオリオン 21.0倍
8番人気 エアロロノア 22.4倍
9番人気 オニャンコポン 21.8倍
10番人気 ファルコニア 38.4倍
11番人気 プリンスリターン 51.4倍
12番人気 サクラトゥジュール 59.5倍
13番人気 タイムトゥヘヴン 77.3倍
14番人気 ピースワンパラディ 90.5倍
15番人気 シュリ 117.9倍
16番人気 ショウナンマグマ 135.6倍
17番人気 カイザーミノル 175.5倍
18番人気 ゴールデンシロップ 210.9倍
19番人気 ヴィジュネル 299.7倍
■オッズ・人気予想考察
人気の中心に支持されそうなのがナミュールだ。
昨年の牝馬クラシックでは上位人気に支持される中、オークス3着、秋華賞2着と好走。昨年春は2歳時と比べると馬体の減りが目立ったが、秋以降は馬体も増えた中で結果を残しているため、同馬の成長が伺える。今回は久々のマイルへの対応が鍵となるが、2歳時の赤松賞(1勝クラス)や、チューリップ賞(GⅡ)を勝っている。マイル適性が高い可能性もある。4歳牝馬世代トップクラスの代表として、今回は真価が問われる形だ。
同じく人気を集めそうなのが、GⅠ・マイルチャンピオンシップで僅差の6着だったジャスティンカフェだ。
末脚が持ち味の馬だが、OP昇級後はGⅢ・エプソムC(4着)、GⅡ・毎日王冠(2着)、マイルCS(6着)と全て重賞に出走し、上位に食い込んでいる。3歳時のGⅢ・アーリントンカップを除き、全て上がり3ハロン上位3位以内。末脚の活きる直線の長い東京競馬場へのコース変わりも好材料だ。今回は念願の初重賞制覇が期待される。
4歳勢の中ではピンハイも上位人気が予想される。
人気薄で2着に入ったチューリップ賞以降、桜花賞、オークスでも人気薄の中、それぞれ5着、4着と健闘し、上位でも通用する力を見せた。チューリップ賞2着、桜花賞5着と実績のあるマイルはこの馬にとってベストだろう。エリザベス女王杯(GⅠ)では重馬場の影響もあり敗れたが、当日の馬場次第では確実に押さえておきたい1頭となる。
昨年GⅢ・関屋記念を勝ったウインカーネリアンも、同じく人気を集めそうだ。
昨年夏に米子ステークス、関屋記念を勝ち、サマーマイルシリーズチャンピオンとなった同馬。期待されたマイルCSではスタート前に立ち上がる不利や、直線で挟まれる不利もあり大敗した。近走は番手に控える競馬で結果を残しているが、マイルCSの大敗は内枠を引いたことで、展開の影響も大きい。今回スムーズに番手につけることができれば、好走する可能性もある。当日の枠順次第では上位人気に支持されるだろう。
以下、昨年のGⅠ・NHKマイルカップ5着馬で、今回古馬との対戦が初となるインダストリア、馬体重16㎏増で出走した京都金杯(GⅢ)で3着に入り成長が伺える4歳牝馬プレサージュリフト、同じく京都金杯2着のエアロロノアらが続く。
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