【東京スポーツ杯2歳S2022】最新の予想オッズ! 人気の傾向や伏兵は?

Sporting News Japan Staff

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2022年11月19日、東京競馬場で東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅡ/芝1800m)が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。フェイト、ハーツコンチェルト、ダノンザタイガー、ドゥラエレーデらが出走を予定しているが、果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか?

各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。

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■東京スポーツ杯2歳Sの日程、競馬場・コース

2022年11月19日(土曜) 5回東京5日
第27回東京スポーツ杯2歳ステークスGⅡ
2歳オープン(国際)(指定)馬齢  コース:1,800メートル(芝・左)

■最新予想オッズ・想定人気

1番人気 フェイト 2.4倍
2番人気 ハーツコンチェルト 3.0倍
3番人気 ダノンザタイガー 3.8倍
4番人気 ドゥラエレーデ 7.1倍
5番人気 タイセイクラージュ 21.0倍
6番人気 ロッククリーク 23.7倍
7番人気 ガストリック 30.5倍
8番人気 テンカノギジン 33.6倍
9番人気 ジョウショーホープ 47.1倍
10番人気 シルトホルン 62.8倍
11番人気 シルバースペード 76.2倍

■オッズ・人気予想考察

新種牡馬リアルスティール産駒のフェイトが最有力と目されている。

新馬戦で後続に5馬身差をつける圧巻のレースを見せた。父リアルスティールは先週のGⅡ・デイリー杯2歳ステークスでオールパルフェが勝利。産駒の重賞初制覇を飾っている。現役時代はフェイトと同じ矢作芳人厩舎で管理され、福永祐一騎手と共にクラシック戦線を駆け抜けたリアルスティール。クラシックは勝利できなかったが、4歳時に芝1800mのドバイターフ(GⅠ)を勝利するなど活躍した。フェイトは近親に東京芝1800mの重賞勝ち馬であるサリオスとサラキア、さらに芝1800mの日本レコードホルダーであるエスコーラがいる。血統面から東京芝1800mで好走する可能性は十分にある。ここを勝って父が成し得なかったクラシック制覇を目指す。

ハーツコンチェルトも有力な1頭だ。

中京芝2000mの新馬戦では、2着に8馬身差をつけて圧勝し実力の違いを見せつけた。父はハーツクライ、母父Unbridled's Songという血統で、GⅠ のジャパンカップ・大阪杯を制したスワーヴリチャードと同じ組み合わせである。スワーヴリチャードはこのレース2着や東京芝1800mで行われる共同通信杯(GⅢ)を勝利している。ハーツコンチェルトの兄弟は5頭がデビューしており、全馬2勝以上挙げ優秀な成績を収めている。牡馬としては同馬が初であり、これからの活躍が期待される。連勝で重賞制覇を果たして、クラシック戦線に名乗りを挙げたいところだろう。

セレクトセール高額取引馬であるダノンザタイガーにも注目が集まる。

新馬戦、未勝利戦と2戦続けて上がり3ハロン(F)メンバー中最速のタイムを記録している。母はアメリカの2歳ダートGⅠを勝利。兄弟馬からは重賞で活躍する馬は出ていないが、2020年の当歳セレクトセールでは2億7000万円で取引されており、大きな期待がかけられている。鞍上の川田将雅騎手とオーナーのコンビは、この秋の重賞戦線で惜しい競馬が続いている。ダノックスの主戦騎手とも言える立場の川田騎手だが、ダノンスコーピオンが富士ステークス(GⅡ)で2着、ダノンベルーガが天皇賞(秋)3着、ダノンタッチダウンがデイリー杯2歳S2着。川田騎手にとっても勝利という結果を残したいところだろう。

ドゥラエレーデはダートの未勝利戦を勝ち上がったが、父ドゥラメンテ、母父オルフェーヴルという血統で、近親にはサトノダイヤモンドがいる。血統構成からは芝向き。芝替わりでも通用する可能性は高いだろう。鞍上には、2年前コントレイルとのコンビで驚異的な2歳レコードを叩き出したR.ムーア騎手が予定されている。

以下、2走前に同コースの新馬戦を制して、萩ステークス(L)4着のタイセイクラージュ、エピファネイア産駒で前走中山芝2000mを快勝したロッククリーク、同コースで行われた新馬戦を勝利したガストリックらが続く形である。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。