【東京スポーツ杯2歳S2022】予想・分析。好走率44%、複勝回収率約112%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2022年11月19日、東京競馬場で東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅡ/芝1800m)が行われる。タイセイクラージュ、ダノンザタイガー、ドゥラエレーデ、ハーツコンチェルト、フェイトらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回は東京スポーツ杯2歳Sの好走条件について分析していく。

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■【予想】過去の傾向分析①:血統面

世代限定戦ということもあり、血統傾向が変わりやすい。ここは過去5年に絞って考える。

ディープインパクト産駒の成績が良いが、ラストクロップとなるこの世代は産駒数が少なく、今回は出走馬がいない。他の過去5年の馬券対象では、サンデーサイレンスの血が入っている種牡馬とハービンジャー。ハービンジャーを除き、サンデーサイレンス直系、もしくは母父がサンデーサイレンスの種牡馬が活躍している。

また、サンデーサイレンス系でも、その種牡馬の母系が米国型やスピードに秀でた血統の方が活躍している。母系が欧州型のハーツクライや、ステイゴールド系でパワーに秀でているゴールドシップは、過去5年で馬券に絡んでいない。他には、その種牡馬の母父がナスルーラ系も相性が良くない。

サンデーサイレンス系でも、パワーやスタミナに偏っていない種牡馬が良さそうだ。

■【予想】過去の傾向分析②:キャリア

キャリア3戦以内の馬が馬券圏内のほぼすべてを占めている。その中でもキャリア1戦か2戦の馬が狙い目だ。キャリア1戦は(4-3-2-20)で連対率トップ、キャリア2戦は(3-6-6-23)で複勝率がトップである。

新馬戦から注目されてきた馬、その新馬戦が鮮烈な内容の馬、好内容の新馬戦で勝ち切れず、次戦で確実に勝ち切ったような馬を素直に狙って良いレースといえそうだ。

■【予想】過去の傾向分析③:レース間隔

間隔が詰まっているよりは、余裕のあるローテーションの馬の方が成績は良い傾向にある。中2週が(1-0-1-16)に対し、中3週は(2-0-4-17)で、このあたりが境目になりそうだ。それ以上間隔を挙げた馬の方が成績は良く、中4~8週では(3-5-4-23)、それ以上では(4-4-1-22)というものである。

レース間隔を空け、このレースを狙って使ってきた馬を狙うのが良いといえるだろう。

■【予想】過去の傾向分析④:前走着順

出走頭数が圧倒的に多いが、前走1着だった馬が圧倒的に成績は良い。(9-8-7-52)で、馬券圏内の大多数を占めている。これが前走2着になると(1-2-2-10)だ。

ほとんどが前走1着馬のレースになってくるので、これだけではあまり狙いを絞るに至らないが、前走2着以下の馬より前走1着馬を選択した方が良さそうだ。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(6-8-6-25)
勝率13.3% 複勝率44.4%
単勝回収率127% 複勝回収率112%

という成績となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。