【朝日杯FS2022】予想・分析。好走率56%、回収率約132%の条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2022年12月18日、阪神競馬場で朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ/芝1600m)が行われる。ダノンタッチダウン、ドルチェモア、レイベリング、オールパルフェ、オオバンブルマイらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

今回は朝日杯FSの好走条件について分析していく。

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予想して馬券を買う上で、軸馬の選定は欠かすことのできない要素だ。どんな馬を軸馬にすればいいのか。好走条件を紐解いていくことで、期待値の高い馬が見えてくる。

■【予想】過去の傾向分析①:人気

朝日杯FSは阪神開催に変わった過去8年で、11番人気以下の馬は、全部で43頭中4頭が馬券に絡んでおり、波乱の立役者となっている。

人気薄は無条件で消すのは危険だが、軸馬を選ぶ上で安定面という点からは、やはり中心となる馬は10番人気以上の馬から選ぶのがよさそうだ。

■【予想】過去の傾向分析②:前走4角位置

過去8年の出走馬の中で、前走4角位置が10番手以下だった馬は10頭。馬券に絡んだのは2017年ステルヴィオ1頭のみだ。

前走が極端に後方脚質だった馬は、本番では苦戦する可能性が高い。中心となる馬は、最低でも前走4角位置が9番手以上だった馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析③ 前走着順

また、過去8年の馬券対象馬24頭中、21頭は前走で連対を確保。19頭は前走勝ち馬だった。

馬券対象馬の大部分を占めるため前走連対を外した馬は基本的には消しと考えて良いが、直近の勢いという点を重視すれば中心となる馬は前走勝ち馬から選びたい。

■【予想】過去の傾向分析④:前走末脚

同じく、過去8年で馬券対象になった24頭中、21頭は前走で上位5位に入る上がり3ハロン(F)の脚だった。

レースが行われる阪神外回りコースでは、速い末脚も重要と考える。中心となる馬は最低でも、前走上がり3F上位5位以内に入った馬から選ぶようにしたい。

■【予想】過去の傾向分析⑤:枠順

過去8年で馬券対象馬24頭中、6~8枠で馬券に絡んだ馬は5頭と少ない。さらに、過去5年のデータになるが、2017年以降6~8枠の馬は1頭も馬券に絡んでいない。

このレースでは6枠以降の外枠の馬が不利になると考え、中心となる馬は1~5枠の馬から選びたい。

■過去の好走条件、すべてに該当する馬の成績は?

他にも「当日の馬体重の増減プラス・マイナス20キロ以上」といった好走率がぐんと下がる項目に該当している馬を除外。すると上記の好走条件にすべて合致する馬の成績は……

(5-4-4-10)
勝率21% 複勝率56%
単勝回収率158% 複勝回収率106%

非常に優秀な回収率となっている。

今年もこれらの項目に該当する馬は要注意。軸馬、穴馬として一考の余地がありそうだ。すべて該当していなくとも、複数該当していれば注目してみてみるのがいいかもしれない。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。