2023年1月15日、中京競馬場で日経新春杯(GⅡ/芝2200m)が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。ヴェルトライゼンデ、ロバートソンキー、ヴェローナシチー、ヤマニンゼストらが出走を予定しているが、果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか。
各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。
▶あなたは何問正解できる? 究極のスポーツクイズに挑戦しよう
■日経新春杯の日程、競馬場・コース
2023年1月15日(日曜) 1回中京6日
第70回日経新春杯GⅡ
4歳以上 オープン(国際)(特指)ハンデ コース:2,200メートル(芝・左)
■最新予想オッズ・想定人気
1番人気 ヴェルトライゼンデ 2.0倍
2番人気 ロバートソンキー 4.7倍
3番人気 ヴェローナシチー 5.0倍
4番人気 ヤマニンゼスト 6.2倍
5番人気 プラダリア 8.6倍
6番人気 サンレイポケット 23.4倍
7番人気 ハヤヤッコ 24.8倍
8番人気 アフリカンゴールド 38.9倍
9番人気 イクスプロージョン 43.9倍
10番人気 プリマヴィスタ 69.4倍
11番人気 キングオブドラゴン 90.6倍
12番人気 ダンディズム 134.4倍
13番人気 モズナガレボシ 209.8倍
14番人気 プライドランド 232.4倍
■オッズ・人気予想考察
実績最上位のヴェルトライゼンデが支持を集めている。
前走・ジャパンカップ(GⅠ)は3着に好走。これまでにGⅠで(0-1-2-2)と未勝利ながら、メンバー中唯一GⅠで馬券圏内に入っている。実績面から人気を集めていると言えるだろう。父ドリームジャーニーは現役時代、2歳時に朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)、5歳時に春秋グランプリ制覇を果たし、息の長い活躍をした。同馬は屈腱炎を乗り越えて昨年夏に戦列復帰。6歳だが、キャリアは12戦とまだまだ成長する可能性を秘めている。父の代表産駒として、今年こそGⅠタイトル獲得が期待される。ここを勝って幸先の良いスタートを決められるか。
初の重賞タイトルを狙うロバートソンキーも注目の1頭だ。
これまでに11戦し、GⅠ以外は全て掲示板内と安定した成績を残している。追込脚質で、最後は確実に伸びてくる馬。前走のGⅡ・オールカマーでも、メンバー中最速の上がり3ハロンタイムを記録して2着に入った。先週の中京競馬場は外差し馬場。この傾向が続けば同馬にとって有利に働くと考察される。鞍上には伊藤工真騎手を予定している。デビュー15年目の伊藤騎手は重賞未勝利。人馬共に悲願の重賞タイトル獲得なるか注目だ。
1勝馬のヴェローナシチーは勝ちきれるか。
1勝馬ながら、同コースの京都新聞杯(GⅡ)2着や京成杯(GⅢ)3着と重賞でも好成績を残している。前走は自己条件のグレイトフルステークス(3勝クラス)に出走。中団を追走して手ごたえ十分に直線入り口で先頭に並びかけるも、同馬の後ろでマークしていたシルブロンに差されて2着に敗れた。今回は格上挑戦ということもあり、最軽量タイの54.0kgで出走できる。昨年のリーディングジョッキーで川田将雅騎手が鞍上を予定しており、久しぶりの勝利が期待される。
同コースで行われた神戸新聞杯(GⅡ)で2着に入ったヤマニンゼスト。好走した舞台で重賞初制覇を目指す。前走の菊花賞では4コーナーで前がゴチャついて、流れに乗れなかった。それでも最後は伸びてきて6着。スムーズなレース運びができれば、上位争いに食い込むことは十分可能だろう。昨秋2戦で騎乗した武豊騎手を再び鞍上に予定している。武騎手は先週のシンザン記念(GⅢ)で37年連続重賞制覇を達成し、勢いに乗っている。鞍上の手腕にも期待だ。
以下、青葉賞(GⅡ)を制したプラダリア、2021年の新潟大賞典(GⅢ)以来の勝利を目指す8歳馬サンレイポケット、函館記念(GⅢ)を制した白毛馬ハヤヤッコらが続く形である。
▶競馬を観るならDAZNで。スマホやTVでスポーツをいつでも楽しもう