【日本ダービー2023】予想・分析。好走率の下がる3つの消し条件とは?

Sporting News Japan Staff

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2023年5月28日、東京競馬場で日本ダービー(GⅠ/芝2400m)が行われる。サトノグランツ、スキルヴィング、ソールオリエンス、タスティエーラ、ファントムシーフらが出走を予定。今年はどんなレースが展開されるのか。

予想して馬券を買う上で、できるだけ点数を絞った方が回収率に繋がっていく。どんな馬を「消し」にすればいいのか。消し条件を洗い出すことで、馬券に不要な馬を削り、狙いたい馬によりフォーカスを当てて馬券を買うことができるだろう。

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今回は日本ダービーの消し条件について分析していく。

■【予想】過去の傾向分析① 血統面

「ダービーはダービー馬から」という格言があるように、過去10年の日本ダービーではディープインパクト産駒が6勝、キングカメハメハ産駒が2勝。ダービー馬の産駒が8勝を挙げている。他で勝っているのは、昨年の勝ち馬ドウデュースの父であるハーツクライ産駒が2勝だ。基本的には種牡馬リーディング上位につけているような種牡馬の産駒が優勢な成績といえる。

ただ、だからといって何でもかんでも種牡馬リーディング上位に食いつくのは禁物。実際、過去10年で数多く出走がありながらも、一度も馬券になっていない種牡馬がいる。今年の出走馬で当てはまる代表的な種牡馬は、ハービンジャー、ルーラーシップ、ロードカナロアだ。

ハービンジャー産駒は2018年2番人気のブラストワンピース、ルーラーシップ産駒は2021年5番人気のワンダフルタウン、ロードカナロア産駒は2019年1番人気サートゥルナーリアが代表例。今挙げた馬たちはすべて前走で重賞を勝っており、サートゥルナーリアに関しては皐月賞(GⅠ)を制して挑んだが、ダービーの舞台では3着以内に入ることができなかった。

種牡馬選定レースでもある日本ダービー。ここは血統面に注目し、取捨選択してみると良いだろう。

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■【予想】過去の傾向分析② 前走人気

前走の人気は上位に越したことはない。前走時点で人気薄だった馬は消しということになる。

そこで消しの対象なのだが、前走で二桁人気だった馬は(0-0-0-37)。仮に前走で人気以上に好走したとしても、馬券圏内まではないというデータである。ということで、前走で二桁人気だった馬は消しで良さそうだ。

■【予想】過去の傾向分析③ 前走着順

前走人気の項目と似ているが、前走着順は良いに越したことはない。前走3着以内の馬の好走が目立つレースであるが、ある程度負けた馬の巻き返しは見られる。

ただし、前走二桁着順だった馬は巻き返しが見られておらず、過去10年で(0-0-0-32)。一度も馬券に絡んでいない。2000年以降に広げても4頭しか馬券になっておらず、それらの馬はいずれも前走GⅠで3番人気以内に支持されていた。つまり、馬場状態や展開などに恵まれなく大敗した馬が大きく巻き返したものであった。

条件が大幅に好転したうえで、前走時点で人気を集めていたような力がある馬ならば、巻き返しの可能性もあり得るが、基本的には消しで良さそうだ。

これらのデータに該当している馬が直ちに「消し」というわけではないが、注意は必要だ。消しデータをかき消すほど能力が抜きん出ていると判断するか、好走条件に合致しているかを見極めて馬券の購入につなげていく必要がありそうだ。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。