【新潟2歳S2022】最新の予想オッズ! 人気の傾向や伏兵は?

Sporting News Japan Staff

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2022年8月28日、新潟競馬場で新潟2歳ステークス(GⅢ/芝1600m)が行われる。今回は週中時点での人気・オッズの予想を展望していく。ロードディフィート、アイスグリーン、シーウィザード、チカポコらが出走を予定しているが、果たしてどの馬が人気上位に支持されるのだろうか?

各馬の実績やポテンシャル、血統構成などから気になるオッズを考察していく。

■新潟2歳Sの日程、競馬場・コース

2022年8月28日(日曜) 3回新潟6日
第42回新潟2歳ステークスGⅢ
2歳オープン(国際)(特指)馬齢 コース:1,600メートル(芝・左 外)

■最新予想オッズ・想定人気

1番人気 ロードディフィート 3.0倍
2番人気 アイスグリーン 3.4倍
3番人気 シーウィザード 3.7倍
4番人気 チカポコ 7.7倍
5番人気 ウインオーディン 10.7倍
6番人気 グラニット 15.1倍
7番人気 タマモブラックタイ 17.8倍
8番人気 スタンレー 29.5倍
9番人気 キタウイング 29.8倍
10番人気 バグラダス 35.8倍
11番人気 ピンクジン 72.0倍

■オッズ・人気予想考察

ロードディフィート、アイスグリーン、シーウィザードの3頭が人気の中心になりそうだ。

6月に行われた東京芝1400m未勝利戦で、好位から上がり最速の脚を繰り出して勝利したロードディフィート。2走前の新馬戦では外枠からスタート直後に他馬に寄られて後手を踏むロスがありながら、2番手にとりつき、ハナ差の2着に入っていた。先行力のある馬で、小頭数となる今回も自分の形で競馬ができると考える。父は今年の2歳世代が日本導入初年度産駒となるデクラレーションオブウォー、母父ダイワメジャーという血統。母父としてのダイワメジャーは(0-0-0-3)とこのレースで結果が出ていないが、父としては過去5年間で(2-2-0-4)と良績を挙げている。新潟2歳Sと好相性のダイワメジャーの血脈を持っていることも人気を集める要因と言えるだろう。

アイスグリーンは、新馬戦で5着に敗れるも、前走小倉1800mの未勝利戦で変わり身をみせ、3番手から直線上がり最速のタイムで差し切り勝ちを決めた。血統は2021年に新潟競馬場で行われた福島牝馬ステークス(GⅢ)を制したディアンドルの半弟にあたる。ディアンドルは2歳7月の新馬戦で2着に敗れるが、その後5連勝で葵ステークスを勝利。3歳にして北九州記念(GⅢ)で2着入るなど完成度の高い馬だった。アイスグリーンにも早い時期からの活躍が期待されている。

函館芝1800mの新馬戦を制したシーウィザードも有力視されている。デビュー戦では五分のスタートながらスピードの違いで難なくハナを切ると、道中スローペースに持ち込み直線では2着馬の追撃をしのいで逃げ切り勝ちを収めた。3着以下には5馬身差をつけており、強い競馬内容だった。父は新種牡馬ビーチパトロール。アメリカ芝中距離GⅠを3勝した実績があり、勝ち上がった3頭の産駒は全て芝のレースで勝利している。今年の新種牡馬第1号の重賞制覇なるか、注目だ。

名前が特徴的な牝馬チカポコも注目を集めている。スペイン語で『おてんば』を意味する馬名。近親には2008年の桜花賞馬レジネッタがいる。福島芝1200mの新馬戦では直線鋭い脚で差し切って勝利。今回は400m延長に対応できるかがカギだ。

以下、先週の新潟芝1800mの未勝利戦を完勝したウインオーディン、新馬戦で16番人気ながら3着に入り大波乱を演出し、前走の未勝利戦を逃げ切ったグラニット、角田晃一調教師と角田大河騎手の親子コンビで挑むタマモブラックタイ、笠松競馬で2連勝してJRAに転入したスタンレーらが続く。

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。