【新潟2歳S 2022】出走予定馬が発表! 予想オッズの上位、人気の中心となる出走馬は?

Sporting News Japan Staff

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2022年8月28日、新潟競馬場で新潟2歳ステークス(GⅢ/芝1600m)が行われる。JRAの発表によると、6月の未勝利戦を完勝したロードディフィート、2021年の福島牝馬ステークスを制したディアンドルの半弟アイスグリーン、新種牡馬ビーチパトロールの産駒シーウィザード、笠松競馬で2連勝し、JRAに転入したスタンレーら11頭が出走登録を行っている。

今回は新潟2歳Sの登録馬から勢力図を考察。予想オッズの上位となり人気を集めそうな有力馬を中心に、レースを展望していく。

■2022年新潟2歳Sの展望・人気・予想

混戦模様の中、ロードディフィート、アイスグリーン、シーウィザードが有力視されている。

ロードディフィートは、前走・東京芝1400mの未勝利戦を上がり最速の脚を繰り出して勝利。当初予定していたダリア賞を回避した経緯もあり、状態面が好走のポイントとなる。父デクラレーションオブウォーは、今年の2歳世代が日本導入初年度産駒となる。日本導入前の代表産駒はダート戦線で活躍するデュードヴァンだが、現役時代は、イギリスGⅠのクイーンアンステークスやインターナショナルステークスを制している。種牡馬としてアメリカ、フランスなどで芝GⅠを勝利した産駒を輩出。今年デビューした2歳馬はすでに3頭が勝ち上がっているが、全て芝のレースである。産駒にも芝適性を伝えている。

アイスグリーンは、阪神芝1600mで行われた6月の新馬戦は中団からレースを進めるが、先行した人気馬が上位に残る形になり5着に敗退。前走・小倉芝1800mの未勝利戦では好位につけ、直線では上がり最速タイムで押し切り。後続に1馬身半差をつけて勝ち上がった。2021年、地震の影響により新潟競馬場で行われた福島牝馬Sを勝利したディアンドルの半弟にあたり、同じ新潟競馬場で姉に続く重賞制覇に期待がかかる。

函館芝1800mの新馬戦を逃げ切り勝ちしたのはシーウィザード。スタートは五分であったが、外枠から二の脚を見せて、先頭に立ちスローペースに持ち込む。直線では2着馬に半馬身差まで詰め寄られるも、ラスト2ハロンを11秒3-11秒4でまとめ粘り切った。3着以下は5馬身離しており、能力の高さを見せつけた。父は今年の2歳世代が初年度産駒となるビーチパトロール。現役時代はアメリカ中距離GⅠを3勝し、引退後日本に輸入され種牡馬生活を送っている。日本で繁栄しているキングマンボ系であり、活躍の可能性は十分にある。

以下、スペイン語で『おてんば』という意味の馬名であるチカポコ、先週の未勝利戦を勝利し連闘となるウインオーディン、笠松競馬で2戦続けて圧勝し、JRAに転入したスタンレーら、重賞初制覇を目指す期待の若駒たちが集結した。

■新潟2歳Sの日程、競馬場、コース

2022年8月28日(日曜) 3回新潟6日
第42回新潟2歳ステークスGⅢ
2歳オープン(国際)(特指)馬齢
コース:1,600メートル(芝・左 外)
本賞金:3100,1200,780,470,310万円

■新潟2歳Sの出走予定登録馬一覧

※馬名、負担斤量、性齢、調教師名

アイスグリーン 54.0 牡2 池添 学(栗東)
ウインオーディン 54.0 牡2 鹿戸 雄一(美浦)
キタウイング 54.0 牝2 小島 茂之(美浦)
グラニット 54.0 牡2 大和田 成(美浦)
シーウィザード 54.0 牡2 鹿戸 雄一(美浦)
スタンレー 54.0 牡2 小野 次郎(美浦)
タマモブラックタイ 54.0 牡2 角田 晃一(栗東)
チカポコ 54.0 牝2 西園 正都(栗東)
バグラダス 54.0 牡2 嘉藤 貴行(美浦)
ピンクジン 54.0 牝2 南田 美知雄(美浦)
ロードディフィート 54.0 牡2 和田 勇介(美浦)

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日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。